ロシアは堪忍袋の緒が切れる寸前か?
シリア郊外東グーダ地区の空爆、あまりにもひどい状況。
元はと言えば、アメリカがオバマの時にアラブの春にかこつけ、シリアに革命を輸出して侵略を展開し始めたのが元凶ですが。でなきゃ、現在のような状況にはなり得なかったはず。
それにしてもイザとなると、ロシアも情け容赦ない・・・プーチンは今現在において、政治家としては世界最高の指導者ではあるでしょうが・・・これと人間性はまた別問題で、かなりの冷徹漢、冷酷無比ですね。彼もまた目的の為には手段を選ばない・・・別の見方をすれば、そうでもなきゃ、NWO相手に、ロシアを率いて統治することなど不可能でしょう。
イギリスにおいても、南部の街・ソールズベリーで4日、ロシア軍の情報機関の元大佐、セルゲイ・スクリパリ氏が娘のユリアさんとともに意識不明の状態で見つかり、重体となっている事件・・・
メイ首相がアナウンスしましたね。「ロシア政府から13日中に事件について明確な説明がなければ、制裁措置も辞さない。」と。
これに対し、ロシア政府は「挑発行為の一環で、新たな政治的情報操作が展開されている」と一蹴し、改めて関与を否定と・・・
まあ、過去にリトビネンコの毒殺事件もあったことだし、クレムリンのゴッドファーザーと呼ばれ、ロシア新興財閥のドンでもあったベレゾフスキーもイギリスで非業の死を遂げているしで、英(米のヘッド・クォーター)露の対立もここに来て露骨に・・・やはりエゼキエル書38章の「タルシシの商人と若い獅子」との関係は無視出来なくなってきている。
このことを念頭に、(やはりと言うべきか、今現在、喫緊の舞台)シリアを巡って、米ロが対決色を強めてきたようです。
2004年発刊のジョン=コールマン著「第三次世界大戦」から14年・・・
2013年発刊、(今は天に凱旋帰国しているであろう)小石泉牧師の最終作とも言うべき集大成の著書「スカラー兵器大国ロシアがアメリカを撃破する!?」(数日前に、ロシアはプーチンのブリーフィングで、最新鋭の軍備、核以外にもレーザー兵器の類も持っているようなことをカミングアウトしている)・・・
エゼキエルの大預言との関連付け、結論付けにはまだ早いが、米英+イスラエル VS ロシア+イラン+トルコ の対決図式はもう完成していると言っていいのではなかろうか?
イスラエルが生き残るのはエゼキエル書から読み取れるが、今の状況からして米露の対決が絶対に起こり得ないとは、私的にも考えにくい。
となると、反キリストは大陸ヨーロッパから登場するのか・・・?
18日のロシア大統領選もプーチンの圧勝に終わることでしょう。
ということで、最新の興味深い記事を転載しておきましょう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000051-jij-n_ame
米、シリア再攻撃を示唆=化学兵器使用に警告
3/12(月) 14:19配信
【ワシントン時事】マティス米国防長官は11日、シリアのアサド政権による化学兵器の塩素ガス使用疑惑に関し、「賢明ではない」と述べ、再び軍事攻撃に踏み切る可能性を示唆した。
外遊先のオマーンに向かう機中で記者団に語った。
マティス氏は、塩素ガス使用の証拠はないとしつつも、「トランプ大統領は政権初期の段階で(化学兵器の使用には軍事的手段で対抗すると)明確にした」と強調した。米国は昨年4月、アサド政権が猛毒の神経ガスであるサリンを使用したとして、シリアの空軍基地に巡航ミサイル50発以上を撃ち込んだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000064-reut-asia
米国がシリア空爆ならロシア軍も対処、報復辞さず=参謀総長
3/13(火) 18:42配信
[モスクワ 13日 ロイター] - ロシアのゲラシモフ参謀総長は米国がシリアを空爆すればロシア軍が対処すると述べ、米国のミサイルや発射装置を標的にする考えを明らかにした。ロシア通信(RIA)が13日報じた。
報道によると、同参謀総長はシリアに駐留するロシア軍兵士の生命が脅かされれば報復措置を取ると言明した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本のメディアは、米朝和解ムードでどうなる?、「森友改竄問題」で揺れてますが(もちろんこれらも大事ですが)、やはり世界の運命を決める本命、中心は中東なのでしょうか?
最後に、これまたPastor JD より拝借して終わりましょう。
« 今朝、ふと脳裏をよぎった聖句 | トップページ | この春の重要イベント~メモ »
「黙示録、聖書預言」カテゴリの記事
- イザヤ17、詩篇83篇?、エゼキエル38章~成就の可能性がゼロではなくなったか?(2023.10.20)
- 米ロの Show down は起こり得るか??(2023.04.01)
- NWOの首都って?(2023.01.27)
- ロシア、ウクライナ最新事情(2022.12.18)
- ディープ=インパクト?(2022.11.12)
コメント