プーチンがロシア軍の主力部隊をシリアから撤収
おそらく本日のトップ・ニュースでしょう、少なくとも中東ウォッチャーとしては・・・
それにしてもあのプーチンという男はやはり、煮ても焼いても喰えない男であった、分かっていたことですがね。
「ほぼ任務は達成した」とプーチンはアナウンスしてますけど・・・傍から見ると、とてもじゃないが任務を達成したとは思えない。隠された本当の目的、見えないウラがあるはずだ。「ほぼ」と言われてしまえばそれまでとも取れますが --;
これは中途半端なウクライナ情勢についても言える事。クリミアは奪還したし、キエフ政権は放っておいても自滅するだろうから、大勢に影響はないでしょうが、果たして?シリアはどうなのだろう?
そんな単純な問題なのだろうか?軍事演習?はたまた最新兵器の性能を試すウォーミングアップ?レベルだったのだろうか?もちろん本番に向けての。
プーチンの考えていることはまったく持って理解不能。極東の島国のバカの見本、単細胞のアホたれ首相とは頭脳の出来が違うだけに始末が悪い。
グルジアの時から、彼特有の戦術なのかどうかわからないが、なんか中途半端なんだよねえ~?
アメリカの軍産複合体のような、露骨な拝金第一主義で、紛争の火種を残したままトドメを刺さないえげつなさはわかる。それに対し、ロシアはある程度の戦果は残してはいる、これは事実ではある。
それとも穿った見方をするならば、トルコ、サウジ主導のスンニー派連合軍をシリアへと誘き寄せる罠?という戦略も考えられなくはないが・・・
プラス・アルファーとして、未確認情報ながら、イランの革命防衛隊がダマスカスにブランチを設立するという話もある。
いくら想像をたくましくしても、他人の思考、腹の底まではわかろうはずもなく・・・ここは事態の推移を静観するしかないだろう。
となると、ひょっとしたら?真打なるイスラエルが表舞台に登場するのもまだまだ、先であるのかもしれない。まだ時満ちぬなのだろうか?・・・わからないものはわからない。
ただ注意したいのは、全面撤退はしていないということか?軍事基地としてのインフラもそのままということ。タルトゥースとフメイミムにあるロシア軍の拠点(海軍基地と空軍基地)は今までと同じ体制で機能するとのこと。
さて話は変わり、もう一つの本日の気になった情報。経済関連です。
私が解説するより直接聞いてもらったほうがいいでしょう。確かに株は高い、しかしながら実体経済に目を向けると・・・自分が考えていたより、かなり・・・ヤバそう・・・
藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2016年3月16日 また大リストラが始まるのか
http://fujiwaranaoya.main.jp/160316.mp3
政治(その最たるものが戦争)と経済・・・いつまでブログ記事を書くことが出来るのだろう?
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