ロシアとイランはISのご主人様に気づいている
ちょっと気になったニュースを二つ。
イラン軍「IS」への対抗を準備
イラン陸軍司令官アフマド-レザ・プルダスタン(Ahmad-Reza Pourdastan)准将は、イラン軍指導部に対し、シリア国内で「IS(イスラム国)」が活動を活発化し、イラン国境に近いイラク領内にその戦闘員が集結していることから、完全な戦闘準備体制に入るよう求めた。
「現在イランには『IS』の側からの深刻な脅威が実際に存在するのか?」というラジオ・スプートニクの質問に対し、イランの政治学者で外交官のセイエド・ハディ・アフガヒ(Seyed Hadi Afghahi)氏は、次のように答えたー
「現在『IS』が何らかの自治組織ではないことは、誰にとっても決して秘密ではない。このグループは、完全に米軍及びNATO軍の支援を受け、彼らに指揮されている。『IS』が米国から軍事支援を受け、指揮官の訓練を受けていることを裏付ける多くの証拠がある。
例えば、ラッカ(シリア北部)の『イラクとレバントのイスラム国』戦闘員らの縦隊が、ラマディ(イラク中西部)の方向に進み、この町を占拠し、何百人もの一般市民を殲滅しているという状況が、どのように生じたのか? 米国主導の国際有志連合がその際、なぜ何もせず、住民救出のためのいかなる措置も講じないのか?-そうした事実を考えれば、分かるだろう。
これらを考え合わせ、我々は、米国はテロ組織の行動を支援する側に立っているとみなしている。それゆえ我々は、警戒しなければならない。」
続きを読む http://jp.sputniknews.com/middle_east/20150526/378867.html#ixzz3bDZzWNLu
ロシアとイラン、地対空ミサイル「S300」納入で合意
【AFP=時事】ロシアとイランは25日、ロシア製の高性能地対空ミサイルシステム「S300」を近くイランに納入することで合意した。両国の外務次官がモスクワ(Moscow)での協議後、明らかにした。
ロシア、イランへのS300ミサイル禁輸を解除
ロシアのミハイル・ボグダノフ(Mikhail Bogdanov)外務次官との協議後、イランのホセイン・アミル・アブドラヒアン(Hossein Amir-Abdollahian)外務次官はS300の納入の時期について、「可能な限り早急に」と語った。これまでイラン政府は、同ミサイルの納入時期を年内としていた。
ロシアからイランへのS300引き渡しは、2010年に当時のドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領が同ミサイルの禁輸措置を導入したため阻止されていた。だが今年4月、スイス・ローザンヌ(Lausanne)で行われたイランと主要6か国による核協議が画期的な枠組み合意に達したことをうけて、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が禁輸措置を解除する大統領令に署名し、引き渡しが可能となった。
ロシア政府も、イランと主要国の核協議で進展がみられたことから、もはやイランへのS300輸出を禁じる必要性はなくなったとの見解を発表した。
一方、イスラエルはロシアの対イランS300輸出を強く非難しており、米政府も懸念を示している。
【翻訳編集】 AFPBB News
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どうも今ひとつ先が読めないISですけど、私はフランケンシュタイン博士が造り上げた怪物フランケンシュタインのような存在ではないのか?と見てますが、今のところまだ、米ネオコン軍産複合体、イスラエルシオニスト政権のコントロール下にあると見ていいのでしょうか。
そのような中で気の毒なのが、この世に絶望してISに志願し利用されている何も知らないムスリム達という構図でしょうか。サタンに魅入られた欧米グローバリストの罪は積もり積もって天に届いているとしか私には思えません・・・洗脳は深いとしか言いようがないかもしれない。
こうなると、イスラム教スンニー派原理主義 VS イスラム教シーア派のバトルと言うよりも、スンニー派の仮面を被ったNWOの別働隊 VS イスラム教シーア派(こちらの方がまだ大義名分としてはわかり易い)とする図式の方が的を得ているかもしれません・・・
問題は、このISの正体と言いましょうか、HQの正体に多くのIS戦闘員が気づいたとしたら?いずれにせよ、あの極悪非道の外道連中の最後は地獄の業火で焼かれ続けることでしょうが・・・推定不能、カオス、エントロピー以外の何ものでもなくなるかもしれません。この論点に関しては今はまだ結論を急がないことにしましょう。
今の時点ではまだ、おそらくはイスラエル、バグダッドの軍事要塞化したアメリカ大使館を攻撃のターゲットとすることはおそらくはなかろうかと?
そして次の論点となる、イランへのロシアのS-300地対空ミサイルシステムの供給問題。
まさか、ハメネイ、プーチン、ネタニヤフに直接インタビュー取材するコネも、時間も、カネもない私には推測でしか言えませんが、常識的に考えて、イスラエルが動くとするならば、やはり引き渡し前しか考えられないでしょう。
となると・・・要注意時期は今夏から秋口にかけてでしょうか??
これまた遂時、情報を追っていくくらいしか手はなさそう。米軍のIS空爆もどうせヤラセでしょうし、シリア、イラクを支配下に置く為のステルス部隊としてのISと言ったところなのでしょう。
大雑把に見ていくとすれば、米英イスラエル、NATOの西側諸国(その別働隊であるIS)、プラスαサウジを筆頭とする湾岸産油国スンニー派陣営と、ロシアをスポンサーとする、イラン、イエメン、ヒズボラ、ハマス、シリア、イラクなどのシーア派陣営(または関係が深い)と、イスラム世界を二分して動いていると見て差し支えないでしょうね。
と、今回はここで話は終わらない。
どうもトルコの動きがあまりにも怪しい?と中東ワッチャー方は見ているようです。そもそもトルコ自体、鳥類にも属さず、動物類にも属さないコウモリ的存在なわけでして。
エルドアン大統領の今後の成り行き次第でしょうが、自滅するのか?それともバイタル=キーとなるのか?はたまた新しい人物が台頭して来て、情勢を変えてしまうのか?
実は面白い新説を耳にしました。
今までの聖書の正統的解釈を覆すもので、「マゴグの地のゴグとは、ロシアのことではなくトルコのことであって、ゴグとはトルコのリーダーとなる人物である」とする解釈。
どうでしょう?・・・何を隠そう最近、修正し直した結果であるとするディモーラ説なのですけど、本音はわかりませんが、ユダヤ陰謀論を様々な調査の結果否定すると言っているし、これまた本音か建前かわかりませんけど、筋金入りのシオニスト・クリスチャンなので、鵜呑みには出来ませんが、無視も出来ない・・・
この点を除けば貴重な情報をブログ、ユーチューブで配信してくれています。
また、べグレー師、ペリー=ストーン師なども「反キリストはムスリムから出現するという見解で一致している」などと言っているし・・・私は異議を唱えますね。ちなみにべグレー師はイルミナティの存在をユーチューブ上で認めています。ペリー師は英語が早口すぎて私では聞き取れないのでユーチューブ見てないのでよく知りません --;
更新頻度からして、べグレー、ディモーラ両氏の情報はエンドタイム=ミニストリーとして貴重ですが、微妙に違いがあり、べグレー師の解釈は依然としてマゴグの地のゴグはロシアの模様。ディモーラ師のゴメルが現代のドイツ東部と言う解釈も釈然としないし、この点はべグレー師の旧ソ連国家内の一部の国家群とする説を私は支持したい。
己の持論を言わせてもらえば、マゴグの地のゴグは、ロシアのプーチンの可能性がダントツだし、反キリストはEUのどこかの国から出る気がする。こっちの論点においてはディモーラ師と見立てが一致してますがね。
そもそもトルコがイスラエルに攻め込む可能性はあるとして、米露、EU、中国に匹敵するほどの国力を有しているだろうか?現時点ではあり得ないし、そうなるまでの時間もないとしか思えない。
ま、時が来れば真実は明らかになるだろうし、なってみなければわからないことの方が多いというのが現実ではあります。
ということで、蛇足的情報及び、拙い持論を書いてしまいましたが今回はこの辺で。
強引に結論を急ぐことだけはしないように注意したいとも自戒をこめて思う次第であります。また教理に関しても強引に偉そうにシロクロつけず、グレーゾーン的領域もあるわけで柔軟性を持って対応していこうかと、これまた感じます。
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