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2014年7月10日 (木)

ウクライナ、イラク、パレスチナを結ぶ点と線

またまた更新が開いてしまいました・・・不定期ブログもいいところ --;
それでも懲りずに、コンスタントにアクセスしてくださるみなさま、ただただ感謝ですm(__)m

日本では台風被害が甚大なようで、被害に会われた方々・・・決して他人事には思えず、ただただ心が痛むばかり。関東は今夜半から明日朝にかけてが要注意のようですが。
今までであれば、カネ(生活資金)の心配だけしていれば良かったのですが、戦争、災害をも想定せねば、この先生きていけない時代に突入したと言っていいでしょう。
今からこれでは、終末の7年になったらどうなることか・・・憂鬱な限りです(涙;)
掲挙がなければたぶん・・・私は死ぬでしょう --;

ところで、今年の2月にウクライナで始まったクーデターから・・・イラクでのイスラム国(IS)のデモニックな躍進劇、そしていよいよというか、ユダヤ人、パレスチナ人双方の少年の殺害事件から始まった憎しみの応酬劇・・・いよいよ今度こそ・・・民族の生き残りをかけた真剣勝負が始まるのでしょうか?これまた先祖をたどれば兄弟、親戚同士なわけで、心が痛みます・・・犠牲になるのはいつの時代も末端の善意なる一般庶民であるのがこれまた悲しい。

注;) エドム、モアブ、アンモンの末裔がパレスチナ地方には多いらしい。またアシュケナジーに関して語りだすとキリがないので省略。

付け加えて、すべてに米露の二大超大国が絡んでいることも忘れるべきではない。

年明け早々、イスラエル元首相シャロンが逝って、4ブラッドムーン・テトラドの年でもあるし、これら一連を点と線で繋ぐと、どうしても詩篇83篇、イザヤ17章、エゼキエル38章が脳裏をかすめてなりません。

また、今までの経緯から言って、まだ結論を出すのは早いですが、下記の聖書箇所をどうしても無視することは出来ません。個人的には確率 50/50・・・事態の推移を静観するしかありませんね。

テサロニケ人への第一の手紙/ 05章 03節

人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。

ジョン=ケリー、法王フランチェスコによる和平協定が破綻、そして複雑に絡み合った闘争はまだ始まったばかり。いつも言っていることですが霊的備えを怠らずにいたいものです。

最後に「中東TODAY」からの参考記事を載せておきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『真剣勝負が始まるかイスラエルハマース』 [2014年07月09日(Wed)]

イスラエルがパレスチナの領土を、支配して久しい。そもそも、現在イスラエル国家と言われている土地は、パレスチナ人のものであった。一部はパレスチナの不在地主がユダヤ人に売却し、一部はユダヤ人テロリストによる戦闘の結果として占領支配しされるようになった。そして国連の分割があり、その後には、4度の中東戦争によって、より一層の土地の占領が起こり、その占領地の定着が行われた。

1947年のイスラエル建国以来、パレスチナ人が独自に戦った解放のための戦闘は、皆無に等しい。故アラファト議長は世界を舞台にした宣伝マンであり、パレスチナ問題を世界に認知させた功績があるが、彼の戦闘服は一度も、血に染まったことが無かったのではなかったか。
その後のパレスチナのリーダーたちも同様であろう。それで大衆は業を煮やし、インテファーダなる投石の闘争を始めたのだ。それはそれなりの心理的効果を、イスラエルと国民に及ぼした。
全く抵抗する姿勢を見せなかったパレスチナ人が、イスラエルの兵士に対して、投石だけで戦い始めたからだ。そのインテファーダは2度行われたが、その後はインテファーダを始めるぞ、という掛け声だけは聞こえるが、実際には起こらなくなった。

しかし、そうした無抵抗の中で始まったのが、ハマースとガザの過激派による、イスラエル南部地域に対するロケット攻撃だった。やっと飛距離を飛ばす程度のロケットであり、イスラエル側に対してしかるべき被害を、もたらすことはなかった。
だがその自家製のロケット弾は、次第に改良されかつガザとエジプトを繋ぐ秘密のトンネルから部品が密輸され、次第に性能を上げていった。その数も数百あるいは千の大台に達していると言われるようになっている。
最近の攻撃ではハマース側が『ハイファ、テルアビブエルサレムも射程距離に入った。』と豪語しているが、実際にガザから放たれたロケット弾が、エルサレムやテルアビブにも届いているようだ。
最近になってこのガザからの攻撃が本格化し、先週の月曜日から今週の初めまでの間に、117発のロケット攻撃が行われた、とイスラエル国防省は発表している。そのほかに29発がアイアン・ドームのミサイル防御システムで、撃ち落とされたということのようだ。

この事態を重く見たネタニヤフ首相は、当然のことながらパレスチナ自治政府のマハムード・アッバース議長に、ハマースの攻撃を阻止するよう働きかけるのだが、マハムード・アッバース議長には、どうやらハマースに命令を下す能力はないようだ。マハムード・アッバース議長はただイスラエル側に対して、ガザへの攻撃を中止してくれるように、頼みこむだけのようだ。

事態を重く見たネタニヤフ首相は、4万人の予備役を招集し、長期戦を行うつもりのようだ。事実、ネタニヤフ首相は長期戦を、覚悟していると語っている。現在のところ行っていないが、イスラエル側は空爆だけではなく、最終的には陸上部隊を、ガザに侵攻させなければなるまい。その場合に想像される、イスラエル・パレスチナ双方の人的被害は甚大であろう。

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コメント

高校の教科書にはパレスチナという地域がBC1500年頃存在してたような記述になってますが、パレスチナという独立国が存在したことは歴史上ありません。パレスチナの由来は「ペリシテ人の土地」といった意味ですがその頃住んでいたのは、ペリシテ人だけではなく、エモリ人、エブス人、ヘテ人、ヒビ人、などカナン7民族の他、モアブ、アモン、エドム人も住んでいました。旧約聖書ではパレスチナではなくカナンと呼ばれています。そのカナンの土地をヨシュアが征服し、ダビデが完全に征服しBC1000年頃エルサレムを都とするイスラエル統一王国が建てられました。ペリシテ人は民族としては滅亡し、他民族に同化吸収され、事実上消滅してしまいました。以来、イスラエル人は約3千年間、そこに居住してきました。BC587年にバビロンに滅ぼされたあともAD70年ローマによってエルサレムが陥落した後もユダヤ民族は消滅せず住み続けています。古代以来、その土地にパレスチナという国家が存在したという事実はありません。ユダヤ人はアラブ人の不毛の土地を通常価格の何10倍という不当な価格で購入しました。そこをユダヤ人が一生懸命開拓しそこに働きに来ていたのが渡り鳥的なアラブ人労働者でした。彼らはユダヤ人農場の方が小作人を搾取するアラブ人農場よりも好条件、高賃金だからです。それに対し、アラブ人地主はどう対応したかというとユダヤ人に土地を売りつけながら、その裏でユダヤ人が土地を奪っていると反ユダヤ感情を煽り、暴力で対抗したのです。今のパレスチナに住んでいるアラブ人はその当時の出稼ぎにきていた労働者の子孫です。パレスチナ難民がどうして生じたかというとアラブ諸国が土地をイスラエルとパレスチナで分割するという国連決議を拒絶し、全土をパレスチナ国家として独立させようとしました。一方、イスラエルは国連分割案を受け入れ、1948年に独立を果たしました。その独立宣言がなされるやいなや南、北、東、の三方からイスラエルに先制攻撃を仕掛けて来ました、この時イスラエルにはアラブ人とユダヤ人が混在して住んでいました。アラブ連盟諸国はアラブ人に行ったん居住地を離れて周辺のアラブ地域に移るように命じました。そうすることで、残ったユダヤ人だけを一斉攻撃しようと考えました。一方、イスラエル側は民間のアラブ人がアラブ側に逃げることを許可し、彼らを殺すことはおろか、拘束もしませんでした。軍事力に勝るアラブ側はユダヤ人の町や村を占領すると、ユダヤ人が降伏していても虐殺していきました。イスラエルが奇跡的に勝利ご、その時敗れたアラブ諸国は、強制移住させたアラブ人たちを自分の国には迎え入れず、難民として置き去りにしたのです。これがパレスチナ難民です。パレスチナ難民を生み出したのは実はアラブ諸国です。

通りすがりさん、ユダヤ人のディアスポラに関してはひと言もありませんね。カザール帝国の謎に包まれた歴史に関しても。
シオニズム運動に関してのテオドール=ヘルツェルとエドモンド=ロスチャイルドの資金提供の関係に関しても皆無。
イスラエル建国にまつわるナチスの役割もまったく無視。そのナチスへのウォール街ユダヤ金融財閥からの資金提供もまったく触れず。
あとシオニズムとジュダイズムの違いを理解することも大事ですね。そうじゃないといいように洗脳されてしまいますので。

真実に巧妙に嘘を混ぜ込む偏向的歴史講釈、恐れ入ります。突っ込みどころ満載ですよ。

そもそも解せないのは、↑の投稿の意図、目的です。
私はイスラエルびいきでもなければアラブびいきでもありません。
ニュートラルに客観的に見ているつもりです。

中東TODAYからの引用が気に入らなければ直接、佐々木氏に抗議したらいい。
そして気が済むまでプロのジャーナリストと議論してください。

自分の博学をお披露目したのであれば、こんなコメント欄に書かずに、自分のブログでおやりなさいな。

貴殿の間違った歴史観を鵜呑みにする方がいると困るので、あえて書かせていただきました。

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