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2011年3月に作成された記事

2011年3月26日 (土)

プーチンとメドベージェフ~真打国家のお家事情はどうなの?

東日本大震災から約二週間が過ぎ去りました。
わが身を持って、震度6強を体験し、48時間停電、54時間通信遮断・・・さらに12日間断水 --;
非常時には携帯も役に立たない・・・水(もしくは味のない飲料)と食料のある程度の備蓄は、今後も必要でしょう。あとはラジオと電池、懐中電灯、蝋燭と。いい経験をさせていただきました。文明生活に慣れ切ってしまった人間のなんと脆いものか・・・

あとはガソリンが通常通り流通しだせば、ほぼ全面復旧まで来ましたが、東北の被災した方々のことを思えば、この程度で不満を言っていてはあまりにも自分が恥ずかしい。

生き長らえたとは言え、住まいも仕事も奪われ・・・私も綱渡りの自営業なので彼らの気持ち・・・痛いほどわかる。断腸の思いでしょう・・・
私もあの時、「終わったな、天井崩れるわ。カネはないし、この先どうやって家族養ってい行けばいいんだ?」と考えましたので・・・

それから福島原発です、まだまだ予断を許さない状況。
FUKUSHIMA50をはじめとした決死隊の方々。何としても彼ら英雄の命がけの仕事が報われて欲しい・・・
私としては、神がこれ以上の試みをこの国に課す事はなさらないと信じたい・・・ただただ、憐れみと奇跡が速やかに為されん事を祈るばかりです・・・

余震も400回は超えたでしょう・・・いい加減にして欲しいものです、やれやれ。
今日はだいぶ減ったとはいえ、それでも、う~ん?日付が変わって10発以上は来てますね --;
夜中も2~3回目が覚めましたから。まるでポルター・ガイスト現象の家に住んでいるようです(涙;)

ということで、本題。
こんなことでヘコタれてはいられません、涙を流す日々をいつまでも続けるわけにも行かない。無常にも世界は刻一刻と、日本のダメージをあざ笑うかのように秒針を刻んでいる。
今はまだ終末に向けての「終わりの始まり」=プロローグに過ぎないのでしょう。本番はこれからです。その時には・・・涙さえ枯れ果てるのだろうか?
リビアではNATO軍により、何の罪もない一般市民が空爆に巻き込まれ犠牲となってます。これまた言葉がない・・・

そんな中で、今後を予測する上で、やはりロシア情勢は非常に重要です。ロシア在住のジャーナリスト、北野幸伯氏のメルマガに興味深い記事を発見しました。

論点のみ、抜粋引用いたします。
ロシアを知る上では教科書的な大変参考になる内容です。

http://archive.mag2.com/0000012950/20110325171906000.html

引用開始~

▼ロシア政界対立の構図5(プーチン対メドベージェフ)

さて、冒頭で記事を紹介したように、プーチンとメドベージェフの対立が目立つようになっています。いったい何が起こっているのでしょうか?
基盤のなかったメドベージェフに、「基盤らしきもの」が現れてきたのです。
そう、それはゴルバチョフ、エリツィン、ホドロコフスキーと同様の基盤でありましょう。

米英やユダヤから見ると、既存の世界支配体制に挑戦するプーチンより、メドベージェフの方が断然いい。メドベージェフは優秀なのでしょうが、ソ連崩壊時26歳でした。だから、アメリカやイギリスの本当の狡猾さや怖さを知らないのです。
「ツィッターいいよね~」「ブログいいよね~」と、いい面ばかり見てしまいます。

一方、プーチンさんは東ドイツでCIAと戦ってきた男ですから、米英のこわさを嫌というほど知っている。
メドベージェフが大統領として欧米諸国に行く。すると、欧米の超エリートがたちがいうわけです。
「メドベージェフさん。あなたはプーチンより断然優秀だ。私たちはあなたを応援している。
どうか、もう一期大統領をやってください!」
こんなことを、毎回毎回いわれてれば、メドベージェフだってその気になってきます。
最近のメドベージェフの強気発言の背後には、「欧米のスーパーエリートが俺を支持してくれている」という自信があるのです。

▼ロシア政界対立の構図6(プーチン対メドベージェフ対立のレベルは?)
では、二人の対立はどの程度深刻なのでしょうか?もう少し、ロシアの政治体制を深くしる必要があります。

ロシアの下院は450議席。

第1党は「統一ロシア」で、315議席

第2党は「共産党」で57議席

第3党は「自民党」で40議席

第4党は「公正ロシア」で38議席

で、この「統一ロシア」の党首はプーチンなんです。もし、プーチンが次回大統領選挙に出れば、統一ロシアはプーチンを支持します。だから、必ずプーチンが勝ちます。

もし、プーチンではなくメドベージェフが大統領選挙に出れば、統一ロシアはメドベージェフを支持します。だから、必ずメドベージェフが勝ちます。
では、もしプーチンとメドベージェフが二人とも立候補したらどうなる?この時、統一ロシアはプーチンを支持するので、メドベージェフは負けます。

結局、メドベージェフが2期連続で大統領をやる方法は、「プーチンと統一ロシアの支持をとりつけて出る」以外にない。ですから、プーチンとメドベージェフの対立は、「民主党の候補者はオバマさん?ヒラリーさん?」くらいのレベルであることがわかります。

メドベージェフが2期目に立候補するとすれば、それは「プーチンのお墨付きを得て」ということになります。決定権は、いまだプーチンにあるのです。

今回はロシアの話でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

* ・・・とのことです。

オーソドクスな、大学の国際関係論などの試験であれば、おそらく<AA>の評価がつきそうな素晴らしい模範解答ですね。

しかしながら、私のようなひねくれ者の天邪鬼には・・・鵜呑みには出来ないのですよねえ~

メドベージェフのバックグラウンドに欧米ユダヤの国際金融財閥がついた可能性がある・・・これは無視できない。そして人の心というのは変心する。

古代ヘブライ王国のサウル王の物語からもこれはわかる・・・人間の最大の敵=驕り、高ぶりという本質が、一番厄介で罪深いものです。

個人的な見解を述べさせていただけば、リビア情勢、さらにイスラエルで爆発テロ事件が起きた。未だ犯行声明は出ていませんが、イランを視野に入れた可能性は否定できない。

これらの中東情勢次第ではあるでしょうが、今の情勢スピードの変換の速さから言って、想定外の状況になった場合・・・私はメドベージェフの事故、自殺に見せかけた暗殺のシナリオを否定しません・・・プーチンは政治家、国家指導者としては、超一流だと思ってますが、その根底には、妥協を一切許さない冷徹さが潜んでいると思うのです。

ましてやFSB(旧KGB)、軍部を掌握しているだろうし、支持率が最低を記録したとはいえ、未だに70%からと、ロシア国民の支持も篤い・・・

エゼキエル書38章のマゴグの地のゴグは、どうしてもプーチン以外に考えられないし、これから先登場しないような気すらするのです。

あくまでも個人的見解ですのでご了承の程を。

久々にプーチン氏に登場願いましょうか。

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そして最後に、これからの時代を読み解く聖書箇所です。

「ダニエルよ、あなたの道を行きなさい。この言葉は終りの時まで秘し、かつ封じておかれます。多くの者は、自分を清め、自分を白くし、かつ練られるでしょう。しかし、悪い者は悪い事をおこない、ひとりも悟ることはないが、賢い者は悟るでしょう。

常供の燔祭が取り除かれ、荒す憎むべきものが立てられる時から、千二百九十日が定められている。待っていて千三百三十五日に至る者はさいわいです。

しかし、終りまであなたの道を行きなさい。あなたは休みに入り、定められた日の終りに立って、あなたの分を受けるでしょう」。

ダニエル 12:9~13

さばきが神の家から始められる時がきた。それが、わたしたちからまず始められるとしたら、神の福音に従わない人々の行く末は、どんなであろうか。
また義人でさえ、かろうじて救われるのだとすれば、不信なる者や罪人は、どうなるであろうか。
だから、神の御旨に従って苦しみを受ける人々は、善をおこない、そして、真実であられる創造者に、自分のたましいをゆだねるがよい。

第一ペテロ 4:17~19

またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。 不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。

「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。 わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。

黙示 22:10~13

人を必要以上にフォーカスすれば、惑わされます・・・ただ、真実なる方のみ見つめて歩んでいきたいものです。

2011年3月21日 (月)

ロシアの警告か?

UP DATE 3/22

とりあえず今はまだ、記事の貼り付けだけにしておきます。

リビア空爆 「決議は不完全」 露首相が牽制

産経新聞 3月22日(火)7時56分配信
 【モスクワ=佐藤貴生】ロシアのプーチン首相は21日、多国籍軍がリビア空爆に踏み切った根拠とされる国連安保理決議について、不十分な内容だとして米国などを牽制(けんせい)し、ロシアが進める防衛能力強化の正当性を強調した。インタファクス通信が伝えた。
 首相は安保理決議について「質が悪くて不完全なものだ。あらゆる行動を許容するものであることは明らかだ」とした上で、リビアが民主的国家でないことは明らかとしても「内政の対立に軍事的に介入することは許されない」と述べた。
 さらに「米国(の政治)には揺るぎない傾向がある」と指摘、リビア攻撃はユーゴスラビアでの空爆やアフガニスタン、イラクでの軍事行動の延長線上にあるとの見方を示した。その上で、「現在の出来事をみると、ロシアの防衛能力を強化することの正しさを裏付けている」と語った。

ロシア大統領、仲介の意向を表明「平和的手段で」 リビア空爆

産経新聞 3月22日(火)9時52分配信
 【モスクワ=佐藤貴生】ロシアのメドベージェフ大統領は21日、記者団に対し、多国籍軍によるリビア攻撃を踏まえ、「リビア国内の問題解決は平和的手段を通じて行われるべきだと願ってきた」と述べ、軍事行動に反対する意向を改めて示した。さらに、欧米の大多数の国々はカダフィ政権と交渉の接点を持っていないが、「ロシアは関係が断絶したわけではない」と仲介役を務める意向を表明した。
 大統領は、リビアへの軍事介入を容認する国連安全保障理事会決議案の採決で拒否権を行使せず棄権に回ったのは、「(リビア)国民を守り、対立を激化させないという目的があったからだ」と説明した。
 また、中世の十字軍を例に挙げ、「文明間の衝突をもたらすような表現を用いることは許容しがたい」と述べ、そうした対立軸を持ち出すことは事態を悪化させかねないと警告した。プーチン首相はこの日、「個人的な意見」としながらも、欧米の対応は「十字軍を想起させる」と述べていた。

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ロシアが「リビア無差別攻撃の停止」を要求

産経新聞 3月20日(日)23時52分配信

 【モスクワ=遠藤良介】米英仏など5カ国の多国籍軍によるリビア攻撃について、ロシア外務省のルカシェビッチ報道官は20日、「無差別の軍事力行使を停止するよう関係国に強く求める」とする声明を発表した。

 諸外国が軍事力行使の根拠としている国連安全保障理事会決議1973は「市民を防御するための措置だけを想定している」とし、「その枠を明らかに超える目的で決議を利用するのは容認されない」と批判している。

 ロシアはリビアに飛行禁止区域を設定することには一定の理解も示し、決議1973の採決では拒否権を行使せずに中国などとともに棄権。ただ、中東・北アフリカ地域で自国の影響力を保持することやリビアの将来的安定を重視する観点から、大規模な軍事力行使や長期的な諸外国の介入には警戒感を示してきた。
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*さすがは産経新聞、かなりのバイアスかかった偏向報道ですね --;
まだ何とも言えませんが、ロシアはイラクの時とは違い、沈黙を貫き通すことはせず、発言をしてきました・・・

さて、この先ロシアはどのようなアクションを起こすのか・・・アメリカのイラク侵攻は1993年。あれから8年経過してます・・・ロシアを侮るべきではないと感じます。
あとはプーチンとロシア軍部の決断でしょう・・・
私の入手情報が正しければ、ガセでなければ、間違っていなければです。

ロシアはNATO軍と戦争をした場合、99%の確立で一旦は勝利することでしょう。

これは聖書預言、ヘンリー・グルーパー師の幻視からもその可能性が高いです。私は独断と偏見で根拠のない発言をしているのではありません。

日本の現状も過酷ですが(私も未だに上水道が復旧せず、断水状態で不自由してます)、世界も風雲急を告げているような気がします・・・

引き続き、要警戒、要チェックです。

2011年3月20日 (日)

リビアは燃えているか?-5

福島第一原発・・・情報が錯綜しており、まだまだ予断を許さない状況ではあります。

ただ希望的観測を言わせていただけば、

「まだ日本は神に見捨てられてはいないと私は信じる。この国にはまだまだ、隣人愛、助け合いの精神が生きている。これ以上の日本が壊滅するようなことを神がお許しになるとは思えない。サタンの攻撃はここまでであって欲しい。」

ということでしょうか・・・

また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。

ヨハネの黙示録 / 7章 2節

この使徒ヨハネの言葉・・・聖書世界の中心である中東から見て、果たしてこれが日本を指すと断言は出来ないでしょうけど、私は・・・可能性に賭けたいです・・・

さて、本題。

英米フランス軍が中心となり、リビア政府軍を攻撃したようです。まだ今の段階でどうのこうのと言うのは時期尚早であり、愚の骨頂でしょう。ただ、カダフィ抹殺に本気で動き出したこと。また、今後の状況次第では、リビアの一般市民の命が多数奪われるという悲劇が繰り返されるということは確かでしょう。

AFPの記事を貼り付けておきます。

米英仏などリビア攻撃、カダフィ大佐は報復を宣言

2011年03月20日 12:19 発信地:トリポリ/リビア

【3月20日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)が17日にリビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政府軍に対する空爆を容認する決議案を採択したことを受けて米国、英国、フランスは現地時間19日午後(日本時間20日未明)、巡航ミサイルや軍用機でリビアへの攻撃を開始した。

 米軍高官によると、米国と英国は19日、110発以上のトマホークミサイルをリビアの約20か所の防空拠点に向けて発射した。

 現地にいるAFPの記者によると、20日未明、カダフィ大佐の住居があるトリポリ(Tripoli)のバーブ・アジジヤ(Bab al-Aziziyah)地区の近くに爆弾が投下された。これに先立ちリビアの国営メディアは数百人がバーブ・アジジヤとトリポリの国際空港に「人間の盾」になろうと集まっていると報じていた。

 リビア当局者はAFPに、グリニッジ標準時19日午後4時45分(日本時間20日午前1時45分)にフランスの軍用機1機がカダフィ派の軍用車両を狙って開始した空爆で少なくとも48人が死亡したと語った。

 リビアの国営メディアは、欧米諸国の軍用機がトリポリの民間の目標を攻撃し、死傷者が出ていると伝えている。またリビア軍の報道官は、反政府勢力の勢力下にあるリビア第3の都市ミスラタ(Misrata)向けの燃料が入っていた燃料タンクが攻撃されたと発表した。

 カダフィ大佐は音声による短いメッセージを国営テレビを通じて発表し、「野蛮で、十字軍の兵士たちによる正当化できない侵略」だとして欧米諸国による攻撃を激しく非難するとともに、「地中海はもはや戦場になった」と述べ、地中海にある欧米諸国の目標に報復攻撃を行うと述べた。(c)AFP/Imed Lamloum

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2791370/6980395

2011年3月18日 (金)

リビアは燃えているか?ー4

昨日、今日と少し日常生活は小康状態です。
ガソリン、軽油が不足しているため、経済活動もままならず、とりあえずの必要物資の買い込みも終えたせいでしょうか。
町はまるでゴーストタウンのよう --;
渋滞しているのは、ガソリンスタンドの前だけ!あとは道路ガラガラです。ガソリンがないから出歩けない・・・やれやれです。

ええ~ --;・・・
昨日はお見苦しい姿をさらしてしまい申し訳ありません。だいぶ矯正されてきたとはいえ・・・人間そう簡単に変わるわけでもなく・・・キレるとアウトオブコントロール状態(涙;)
自分の吐く汚い言葉は自分を汚す・・・わかっていても、毛並みのいいクリスチャン家庭で生まれ育ったわけじゃなく、日陰育ちのガラの悪いアウトロー・・・私には難しい作業です・・・

い~や~だ~♪いやで~す♪お天~道~様よ~♪日~陰~育ち~の♪泣き~所~♪

ま~ぶ~し過ぎま~す♪お~いら~には~♪・・・(ToT)

自分の生まれ育った祖国を愛せない人間が、どうして隣人愛を示すことが出来るでしょうか?
「危機こそチャンス」はいいのですが、恐怖心をあおり、人の不幸、犠牲を糧にして、成金になるのが人生の目的でしょうか?自分さえ良けりゃいい、エゴの精神が見え見えです。
その為には、恥も外聞も捨て去り、悪魔にさえ魂を売り渡し、悠々自適にわが世の春を謳歌する・・・私は反吐が出るほど嫌いなタイプの人間です。
こうなるくらいだったら、私はさっさとこの世から退場する方を選びます・・・

希少金貨、絵画等、資産価値のあるものにしか喜びを見出せない・・・このような恥知らずにだけはなりたくないものです・・・そのような資産があるのだったら、その1/10でもいいから被災者のために役立てて欲しいものですが、そのようなことは間違ってもやらない、欲に取り付かれた権化=外道連中であるのもまた真なりです。

さて前置きが長くなりましたが、ここにもまた --;
この手のタイプの総元締め、宗主国=親分連中みたいな外道どもが・・・

このような連中には以下の聖書箇所がふさわしい。

それから人々にむかって言われた、「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」。
そこで一つの譬を語られた、「ある金持の畑が豊作であった。そこで彼は心の中で、『どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが』と思いめぐらして言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。

そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。

自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」。

ルカ 12:15~21

さて本題です。

安保理がリビアの飛行禁止区域を承認、数時間以内に軍事行動も
ロイター 3月18日(金)8時37分配信

 [国連 17日 ロイター] 国連安全保障理事会は17日、リビア上空への飛行禁止区域設定を承認し、市民を守るために「あらゆる必要な措置」を講じると表明した。

 一方、リビアではカダフィ政権側が優勢に戦いを進め、反政府派が拠点としている東部の主要都市ベンガシから約100キロの地点に迫り、ベンガジに大規模な攻撃を仕掛ける構えを見せている。

 国連安保理は、軍事行動を含む「あらゆる必要な措置」を通じ、政府軍の攻撃から市民を守る決意を示した。しかし、時間が足りないとの懸念が広がっている。

 フランスの外交筋によると、軍事行動は数時間以内に開始され、フランスと英国に加え、恐らく米国とアラブの1カ国が参加すると明らかにした。

 しかし、米国の軍当局者は、米国がただちに軍事行動に加わることはないとしている。

 国連安保理の採決では、フランス、英国、レバノン、米国が共同提出した決議案に対し、理事会を構成する15カ国のうち10カ国が賛成。ロシア、中国、ドイツなど5カ国は棄権した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし最近はやることが露骨ですね。まるで世界のコントロールセンターはロンドンですよ、と言っているようなものです。加えてリビアの反政府軍を支援することが、「市民を守る決意」だなんて・・・よほどのバカでもなきゃ、このようなロイターのバイアスのかかった報道鵜呑みにしないでしょうに。

バーレーンにもサウジ、UAE軍が展開しており、シーア派市民を弾圧しているようです。イラン、イラクは非難声明を発表。

またシリアからエジプトへと向かった貨物船がイスラエルに拿捕され、武器が積載されていて、これはイランからのハマス向けのものじゃないのか?と因縁つけられています・・・

さて飛行禁止区域と欧米の軍事行動次第でしょうが、いよいよリビアにも魔の手が差し迫っているようです・・・

それにしてもカダフィと一番まとも?だといわれるカダフィの次男=セイフ・イスラム氏・・・策士ですねえ~

これまた人間の良し悪しは別にして、開戦当初、負けたふり、弱いふりをしてアリバイ工作を施し、やらせるだけやらせておいて、反撃にでる・・・反体制派の幹部連中も簡単にカダフィを追い出せると踏んで寝返ったのでしょうか?我々には西側の強い味方がついているくらいで。

どうニュートラルに見ても、リビアへの西側諸国の軍事介入の正当性はまったくありません・・・明らかなる内政干渉に過ぎませんから。

さて、欧米軍は本気か?引き続きチェックしていきましょう。なぜなら、イランではなくリビアから「エゼキエル書38章」の預言の成就の可能性が出てきたからです。

日本の今の惨状を見つめつつ、かつ世界にも目を向けないと今の時代を理解できない・・・これが終末なのか・・・

今はまだ「終わりの始まり」に過ぎないのでしょう。世界のどこに居たって、安全な場所などどこにもないということです。

しかしながら・・・福島原発・・・それでも私は奇跡を期待してます。決してあきらめない。希望を捨てない。主イエスがミカエルをはじめとした大天使軍団を派遣してくださることを信じて。

さて、最後にただでさえ重い雰囲気・・・気分転換も必要でしょう。ユーチューブのブックマーク開くの、震度6強の地震以来初めてです --;

BGMで心和ませてください<(_ _)>

2011年3月16日 (水)

日本列島が狙われている

相変わらず当地は、これでもか!
「いい加減降参しろよ、ゲロして早く楽になっちまいな、へへ」
というくらい、揺れてます・・・これも悪魔のささやきか?

11日の本震ーM9.0~震度6強のあと、続いて6弱か5強が来たな・・・立ってられなかったから。これにはさすがにまいった --;
そして、その後今日まで余震が200~250回は来たでしょう。なんせ一時間に2~3回は揺れますから --;
これだけ地震が続くと、震度4まではなんとも感じません^^;

そして昨日の午前中、今日の午前中と震度5弱の余震が二発!!これにはちょっと構えましたが・・・
よく家が倒壊しないと不思議でなりません!
船の上での生活がいつまで続くのか・・・やれやれですね(涙;)

震災特需とでも言うのでしょうか?昔からの嫌われ者だった商人が、人様から感謝されることがあるとは夢にも思いませんでした・・・とは言え、複雑な気分です --;
一応、人様、社会のために役には立っているようで(-_-;)・・・

そういうわけで、金曜日から忙しくて、なかなかブログまで手が回りません。

福島原発の自衛隊ヘリコプターの決死隊も、放射能が強すぎて断念だそうで・・・どうなることやら・・・

そんな中で、ちょっと気になった聖句を紹介してみます。

その時あなたの民を守っている大いなる君ミカエルが立ちあがります。また国が始まってから、その時にいたるまで、かつてなかったほどの悩みの時があるでしょう。しかし、その時あなたの民は救われます。すなわちあの書に名をしるされた者は皆救われます。

ダニエル書 / 12章 1節

「ダニエルよ、あなたの道を行きなさい。この言葉は終りの時まで秘し、かつ封じておかれます。 多くの者は、自分を清め、自分を白くし、かつ練られるでしょう。しかし、悪い者は悪い事をおこない、ひとりも悟ることはないが、賢い者は悟るでしょう。

常供の燔祭が取り除かれ、荒す憎むべきものが立てられる時から、千二百九十日が定められている。待っていて千三百三十五日に至る者はさいわいです。

しかし、終りまであなたの道を行きなさい。あなたは休みに入り、定められた日の終りに立って、あなたの分を受けるでしょう」。

ダニエル 12:9~13

「かつてなかったほどの悩みの時」・・・まさしく日本にとっては、元寇、太平洋戦争以来。
今回は地震、津波、ライフラインの破壊・・・そして何より放射能汚染の危機・・・
そしておそらく、これで終わることはないでしょう。
これがまさしく終末なのでしょうか・・・

そして東電のビー玉、能面ずらのスポークスマンの記者会見・・・

「多くの者は、自分を清め、自分を白くし、かつ練られるでしょう。しかし、悪い者は悪い事をおこない、ひとりも悟ることはないが、賢い者は悟るでしょう。」

まさしくこれですね。

このダニエル書の12章は、終末預言でも幻想的でかつ美しい、私の大好きな箇所なのですが、今ほど骨身に染み入ることはなかった。
ダニエルを自分に置き換えてみてください。神の語りかけがもっと身近に感じられるはずです。

またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。

黙示 22:10~11

これまた、ドンピシャの箇所です。

そして最後。

小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。

天は巻物が巻かれるように消えていき、すべての山と島とはその場所から移されてしまった。 地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。

そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ。 御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか」。


黙示 6:12~17

一つ前のエントリーで7番目の封印が解かれ、ラッパが鳴ったのではないか?と書きましたが、百歩譲って、少なくとも・・・この箇所第六の封印は解かれたでしょう・・・
まさしくこの箇所こそ、今の状況にふさわしい。
第二次大戦後の世界的イベントで、今の日本ほどの困難があったでしょうか?なんせ最悪の場合、北半球に「死の灰」が降り注ぐかもしれないのですから。

何でも今回の地震で、地球の自転が早まって、地軸がずれたらしく?日本列島が何メートルか移動したらしいですよね?・・・

そしてHARRP説もあるようですが、太陽フレアーの異常活動を挙げる人も居ます。
個人的にも前者を完全否定は出来ませんが、あれだけの破壊力・・・果たして可能なのだろうか?私はどちらかと言うと、自然災害であると思います。

静岡東部のようなピンポイントのM6~7クラスであれば可能かもしれませんが。

リビア、バーレーン情勢も、注意が必要です。

2011年3月14日 (月)

生きてます

ちょっと忙しくて、ブログまで手が回りません。
3月13日昼過ぎ、電気が来て、夜からネットが可能に。水道がまだですが。

それにしても自分で一つ前のエントリーのコメ欄だったかな?

2011/3/11=2+1+1+3+11=18=6+6+6

実は一週間前の3月4日・・・3月11日は話題に上ってましたけど、ボ~っとしていたところ、ハッとインスピレーションが働き「2011年がヒントだよ」と思って計算すると・・・上記の結果に。

たぶんサウジあたりでデモがエスカレートして大変なことになるんでないの?なんて考えていたらなんと!!

マグネチュード9.0、震度6強の地震がわが身に降りかかろうとは夢にも思ってませんでした。
今でも一時間に2回くらい余震があります。おそらく余震だけでも150回は超えたんじゃないでしょうか?震度4までは慣れてしまいましたが、今日の午前中のマグネチュード6.2の震度5弱はさすがに・・・

地震当時、私は事務室にいたのですが、半身で構えたまでは良かった・・・しかし、中腰姿勢のままフリーズ・・・動くに動けなかった・・・
よく店舗兼住居、倒壊しなかったです、まさしく奇跡です・・・

そんな中で感じたこと。
まだまだ日本は捨てたもんじゃありません。助け合い、励ましあい、団結心・・・そのDNAは世代は変われど、しっかりと受け継がれています!!

「ありがとうございます、物資が調達できて助かりました」って・・・いつも閑古鳥鳴いているのに、ろうそく灯して、懐中電灯で電卓叩きながらてんやわんや・・・開店休業状態でも、今日になってもゆっくりしている時間はそれほどないほど客が来ます・・・品物ほとんどないのに・・・

サラリーマン時代に、融資の案件通してあげて感謝されたことは数回ありますが、商売やっていてお客から頭下げられたのって、初めてでした。私自身、生涯米つきバッタ人生でしたから(笑)

それにしても、地震に津波、ライフラインの破壊だけでもかなりのダメージなのに、とどめを刺すかのように原発事故・・・私としては、いくら矯正の為とはいえ、神が我々にそこまでの試練を与えるのか?何とかギリギリで回避できるんではないのか?と信じたいですが・・・こればかりはなってみないとわからない。
神の降したもう結果が、必ずしも良いとも限らない・・・

私は預言者ではありませんが、おそらく90%以上の確立で黙示録、第七の封印、第一のラッパは鳴ったか、すでにタイムラグを経て鳴っていると思います・・・ついに来るべき時が、それも日本から始まるとは想定外でした・・・

これが冷酷なる現実、9.11の比じゃありません・・・まさしく平時ではなく戦時体制。水爆を一つ東日本に落とされたに等しいほどの破壊・・・
いよいよ、私もこの先どうなるかわかりません・・・
福島原発から100キロくらいしか離れてないので、結果次第では肉の命のカウントダウンが始まるかもしれない・・・心の整理もつきつつある。

だから・・・これだけは今のうちに言っておきます。惑わされてはいけない・・・来るべきメシヤ、王の中の王、万軍の主は・・・イエス=キリスト以外には・・・断じておりません!!

我々はみんな創世記における、カインに殺されたアベルなのです。
こうなってみて初めて、いかに自分が惨めで無力かがわかります・・・何も出来ない・・・あの津波の中に自分がいても決して不思議ではなかった・・・

そして聖書の信憑性の高さ、そして私をここまで支えてくれた素晴らしきクリスチャン仲間。
わがブログのコメ欄を読んでいる方々は、盲人でなければわかるはず。
これこそ、主イエスにある絆・・・キリストの愛そのものなのですよ・・・顔も本名もわからない。けど、ず~っと昔からの、生まれる前からの友達みたい・・・また再び会えると信じている。
これだけのハイレベルで目の開けた働き人を集めることが出来ただけでも・・・ブログ続けていてよかった・・・わが使命も不十分ながら果たせた気がします・・・主イエスが集めてくださったのですよ・・・私の役目はここまでなのかもしれない・・・

申命記 / 20章 8節
つかさたちは、また民に告げて言わなければならない。『恐れて気おくれする者があるならば、その人を家に帰らせなければならない。そうしなければ、兄弟たちの心が彼の心のようにくじけるであろう』。

これから先、日本と限らず世界的に何が起こっても不思議じゃないと思います・・・たまたま最初に来てしまっただけかもしれない。まだプロローグです。

私も可能な限り、「燃えた、燃えたよ、真っ白な灰に・・・」と胸を張っていえるよう記事をアップしていこうと思ってます。
それが出来ない時は・・・上記の申命記の箇所のごとく、潔くネットから退場します。

戦いはこれからです!準備はいいですか?
何よりの武具は、聖霊によるガードですからね!

2011年3月 4日 (金)

リビアは燃えているか?ー3

何かシリーズ化してしまったこのエントリー --;
しかし非常に!重要でので無視できません・・・

ちょっと目から鱗という記事を発見しました。相変わらず西側メディアの報道は偏向的でどこまで信用していいのか?と思わされます。

くどいようですが、私は決してカダフィを肯定しているわけではありません。しかし

「独裁じゃないと統治できない国もある」という冷徹な現実を是認すべきだというのがわが持論でもあります。
確かに民主主義国家である日本は、こうして言いたいこともいえる(今はまだ)し、まだまだ恵まれています。しかし名君(人類の歴史上でも例外中の例外でしょうが)による独裁よりは劣ります。独裁が必ずしも悪いというわけでもない。腐敗し機能しない民主主義よりは少なくともいい統治形態です。

例を挙げると、たとえばプーチンは、90年代ボロボロだったロシア経済を大復活させ、「独裁者」と批判されながらも70%台の支持率を維持していました。
カザフスタンのナザルバエフなんかも同じ。
「経済成長が独裁体制に正当性を与える」という構図ですね。(;だだし名君と呼べるかというと ーー;?)

そして最高の統治形態とは何ぞや?というと(反発を覚えたり、あなたの妄想狂ぶりにはついていけないといわれそうですが --;)、やがて来るべきメシヤ=王の中の王=イエス・キリストによる統治です。今度来る時には、単に宗教的な色彩だけではありません。それはいけにえの子羊の姿ではなく、まさしくライオン、威厳ある政治的色彩を帯びた統治者として来ます。キリストの子羊を牧するためにです。

このことを前提に、賢明なる読者は以下のコラムをニュートラルな視点で読んでいただきたく思います。人間が統治する限り、この世に理想の政治形態などないということです。それは、6000年近くに及ぶ人類の歴史が証明していることです。

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読んでおきたいリビア情勢。これでもカダフィ=悪と言えるのか?2011年03月03日 11:31

http://digimaga.net/2011/03/true-libya-situation   

 チュニジア、エジプトに続きリビアでも反政府デモの動きが広がっていますが、本当にマスコミの報道する通り「カダフィ=独裁者=悪」なのでしょうか? ちょっと読んでおきたい情報があります。

 それは、Twitterユーザーの@amnkLibyaさんによるリビア情報です。@amnkLibyaさんはリビアへの現地訪問と調査を重ねている人で、その口から発信された情報は日本のマスコミがただ流しているだけの“ニュース”とは一線を画するものです。

 すべての情報はTogetterのまとめページからチェックできますが、その内容を全て転載するわけにもいかないので重要だと思うところをまとめてみました。

 ただし、@amnkLibyaさん自身も「この情報は親カダフィ、親リビア政府のように思えるでしょうし、さらに独断と偏見、不確定な情報にもとづいていることがあります」と注意を促しているので、それを念頭に読んでください。

リビア情勢まとめ

デモの中心になっているベンガジは、カダフィがクーデターを起こす前まではリビアの首都だった。そのため、現政府(トリポリ)に対する不満がたまっている。
デモは民主化を求めるものというより、発展の集中する首都に対しての不満からくる部族勢力の政治的台頭の思惑。民主化はそれを正当化するためのただの看板。

革命前のリビアは北アフリカの最貧国。革命前の1960年代に石油が発見されたものの、利益は王族と一部の有力者が独占し、相変わらず国民は貧しいままだった。
1969年のクーデター以降、カダフィ大佐によって石油収入は6,000億円から5年後には2兆円となった。そのお金で家、自動車、病院、工場など国民が必要とするものを整備した。

リビアは現在でもその社会主義的経済システムを引きずっており、生活必需品は非常に安価。ガソリンは1リットル13円、ミネラルウォーターは1.5リットル20円、フランスパンは5本で100円。
教育費も国公立の学校はすべて無料。そのため肩書きは大卒という若者で溢れかえっている。革命前は低かった識字率も大幅に上昇(識字率を調べたところ、2003年の国連の調査においてリビアは82.5%。チュニジアは74.2%、エジプトは57.7%。※デジマガ補足)。
ジャスミン革命と呼ばれているチュニジアの暴動の発端は失業に抗議する青年の焼身自殺だったが、リビアは600万人の全国民のうち100万人が公務員。
それでも失業率が高いのはホワイトカラーの仕事のみを求めて若者が働かないから。ブルーカラーの肉体労働系の仕事はアジアやアフリカからの移民が行っている。
 Togetter – 「@amnkLibya さんによるリビア情報」

 カダフィ大佐はマスコミの伝えるとおり本当に独裁者で悪なのでしょうか? FacebookなどのSNSでは死者数を大幅に伝えたり嘘の情報を発信したりと反体制派による情報戦が仕掛けられていたりもするようです。

 どちらが正しいとか間違っているとかは言いません。が、反体制派のみから発信される一方的な情報だけでは今リビアで起きている本当のことは分からない。ボクはそう思うのです。

(篠原 修司)

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ま、このようなタイプの記事は今に始まったことではありませんが、大手メディアだからといって、鵜呑みにして、盲信するのは危険だということだけは確かですね。

そして、ここに来て、イランとリビアがコンバインされつつあるようです。

<イラン大統領>リビア対応で米国をけん制

毎日新聞 3月4日(金)9時38分配信
 【テヘラン鵜塚健】イランのアフマディネジャド大統領は2日、同国中部のホラマバードで演説し、米国がリビアのカダフィ政権打倒のために軍事介入を検討していると強く非難した。
 イラン国営通信によると、大統領は「米国は、01年の米同時多発テロ(への反撃)を口実に、イラク、アフガニスタンを標的にしてきた」と過去の軍事介入を批判。「もし北アフリカや中東地域を攻撃すれば、地域の全住民が立ち上がり、(米国の)兵士や侵略者を墓場に送り込むだろう」と、米国をけん制した。
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引き続き、要観察のようです。

2011年3月 2日 (水)

リビアは燃えているか?-2

すごいことになってます、そして凄いことが起きるかもしれません・・・ちょっと目が離せなくなってきました。

反体制派がカダフィ軍事拠点への空爆を欧米に要請 国連承認下で

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、リビア北東部の主要都市ベンガジを実効支配する反体制派が、最高指導者カダフィ大佐の軍事拠点に対する空爆を、国連の承認の下で欧米諸国に要請するかどうか検討していると報じた。反体制派の協議に通じた複数の人々の話として伝えた。空爆対象の候補としてはレーダー基地などが含まれるという。

 同紙によると、反体制派はカダフィ政権が崩壊しないことにいら立っており、国連安全保障理事会の承認があれば「外国の軍事介入ではない」と主張できると考えているという。

 しかし同紙は、国連の承認があっても外国軍による介入は、反体制派の蜂起を「リビア占領を狙った西側の謀略」と位置付ける大佐の術中にはまる可能性があり「大きなリスクを伴う」と指摘した。
【産経ニュース 13:01】

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もう完全にネタバレ状態ですね --;

ちょっとここで、Rockway Express さんの彗眼なるコメント記事を引用させていただきます。

>カダフィ政権が民主的政権でないことは、昔から分かっていた事だが、それでも国際的には主権を持っている国家のはずだ。その国内で、反対勢力が弾圧に遭っているということだけで、外国勢力が軍事力を使って、その国に入ることが許されるのか、という問題がある。

 ルワンダ・ブルンジで大変な殺戮があったりしても、石油や希少金属が出なければ放って置くくせに、石油の利権が絡んでくるとなると目の色変えてすぐさま軍を送ってその利権の確保に狂奔する様は浅ましいものである。

 もしも欧米やインドが軍を送れるのならば、中露やパキスタンが軍を送ってもいいはずだが、そうなると、リビアの石油をめぐっての国際的争奪戦の様相を呈するようになるだろう。

 従って、一国の国内問題に外国が介入、しかも軍事的な介入をすることは極力避けねばならないのだ。それが簡単に許されれば、収拾のつかない事態が招来される可能性があるからだ。

 「防衛顧問団」というから、カダフィ政権の防衛かと思いきや、反乱勢力を支援するというから、これではテロリストを支援する欧米、ということになるのだが・・・そういう論理は彼ら、それに国際的メディアに洗脳された大衆には分からない。

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反論の余地なしです。まさしく真実を語ってます<(_ _)>
個人的には、他所において一部見解が異なるところもありますが、さすがは中東ウォッチャーの大御所です。

次にわが掲示板に昨日書き込んだワタクシの個人的な見解。

>中東で起きているデモの背後にはCIA、MI6、モサドなどがいるということ。そして「大衆とはどのようなものか?」ということを熟知しており、アラブ大衆を見事なくらい扇動してコントロールしているということですね。

またあの革命のリーダー連中の中にはこれらのスパイ、欧米で革命のノウハウを徹底的に叩き込まれたアラブ人がいることがわかります・・・もちろん、資金も流れていることでしょう。

私は革命を成功させるには「有能なカリスマ性のあるリーダー」と「莫大な資金援助」がなければ成功しないということを確信しました。

悲しいかな、アラブの一般大衆は熱くなって行け行けドンドン状態ですが、革命後どうするのか?現政権の受け皿は?ということなどまったく頭にありません・・・

よくて欧米の傀儡、もしくはイラク、パキスタンのようにプラス、テロの嵐、国家流動化・・・という悲惨な状態になる懸念もあります。
そもそも民主主義の歴史などないのだから、独裁でないと統治できない国もあるという冷酷無比なる現実がわかってないんでしょうね・・・もちろん独裁がいいという意味ではありませんよ^^;

ただ今回の場合は、確信犯かどうかは別として、イスラム原理主義国家が誕生するというか(誕生させる)可能性もあるでしょう・・・そのエネルギーが「欧米憎し」ですからね。

このことは約二千年前、パリサイ派に扇動され、神の御子なる主イエス=キリストを磔刑に処したユダヤの一般大衆と何ら変わりありません・・・私はこのブログで散々書いてきましたが、「時代は変わっても人間の罪深い本質は何ら変わらない。まったくと言っていいほど進歩してない。それはバベルの塔の時代からの人間の悲しきサガなのだ・・・」と。

そして日本のメディアはロシアに関してまったくと言っていいほどに、北方領土問題しか取り上げません・・・
ところがここに来て久しぶりに、毛色の違った記事がありました。

新たな制裁「安保理で」米を牽制

産経新聞 3月2日(水)7時58分配信
 ロシアのラブロフ外相は1日、リビアに対する新たな制裁は国連安全保障理事会での決定を経なければならないと述べ、軍事行動も視野にリビアへの圧力を強める米国を牽制(けんせい)した。インタファクス通信によると、外相は滞在先のジュネーブで「いかなる新提案も国連安保理に対してなされ、そこで全ての要因を考慮して検討されねばならない」と語った。一方、ロシア軍幹部は同日、軍参謀本部がリビア各地の情勢を偵察衛星で常時監視していることを明らかにした。(モスクワ 遠藤良介)

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さて、いよいよロシアも沈黙を破ったと見ていいでしょう・・・
この先、人類の命運を決めかねない情勢が訪れないとも限りません。引き続きウォッチングと行きましょう。

0302ribia

2011年3月 1日 (火)

リビアは燃えているか?

リビア情勢が風雲急を告げて来たようです。
ちょっと気になったニュースを拾い読みしてみましょう。

その前に一つ前のエントリーで触れましたが、今日になっても音沙汰がないということは、イラン製ミサイルのイスラエル・ベエルシェバへの打ち込みはガセだったんでしょうね。
あの国のこと、もし事実なら速攻、報復空爆するはずですから。

メインストリーム・メディアの報道というのも大いに問題ありですが、裏情報とか、情報機関のプロパガンダメディアの情報というのはそれ以上に要吟味であるということですね。

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○ 米国、リビアへの軍事力行使の可能性検討=国連大使

米国はリビア情勢への対処で、軍事力を行使する可能性について北大西洋条約機構(NATO)加盟国や他の同盟国と協議している。ライス国連大使が28日明らかにした。
 ただ、現時点では緊急事態に備えた計画にすぎないと説明した。【ロイター 7:20】

○ 米艦船、リビア周辺に移動 「あらゆる作戦に対処」

米国防総省のラパン副報道官は2月28日、緊迫するリビア情勢を受け、同国周辺に米海軍と空軍が艦船などを移動していると記者団に明らかにした。
 副報道官は「あらゆる作戦に対処できる態勢を整えるため」と説明。移動する具体的な艦船名などについては「まだどのような任務に従事するかは検討中だ」として言及を避けた。
 米ABCテレビによると、原子力空母エンタープライズが先週から紅海に待機しており、リビアに近い地中海への配備が検討されている。
 一方、ロイター通信によると、カーニー米大統領報道官は28日の記者会見で、国際社会が即時退陣を求めているリビアの最高指導者カダフィ大佐にとって、国外亡命も選択肢の一つと述べた。
 報道官は、亡命の方法など具体的な言及は避けた。全ての選択肢を排除しないと指摘した上で、リビアに飛行禁止区域を設定するかどうかについては、関係国と協議中と語った。【共同通信 06:15】

○ 中東TODAYより 

既に、何人かのリビアに関心を持つ人たちの間では、語り始められてきていたことだが、ここにきて、明確にアメリカのリビアに対する、軍事侵攻と占領が、話題に上り始めておる。
 ひとつは、イスラエルのハアレツ紙が「アメリカはリビアに対する軍事オプションを討議し始めた」という記事であり、もう一つはトルコのトデイ・ザマン紙が掲載した「首相NATOの介入に反対」という記事だ。
 いずれの記事も、アメリカやNATO諸国が、リビアの状況は凄惨なものであり、放置できないから、軍事介入してカダフィ体制を打倒しよう、という意志があることを示している。
 しかし、トルコのエルドアン首相はこのNATOや、アメリカのリビアに対する軍事介入に、真っ向から反対している。なぜならば、それは人道的な見地からというよりも、石油の支配に、第一の目的があるからだというものだ。
 エルドアン首相はアメリカやNATO諸国が、他の国々への人道的介入はあまり積極的ではなく、産油国に対する介入に積極であることを、ダブル・スタンダードだ、と非難してもいる。

 リビアが凄惨な状況にあるであろうことも、今後、ますます凄惨の度を、増すことも予測されるが、リビア国民はいま、必死で自分たちの手で、カダフィ体制の打倒を、試みているのだ。

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イランはイランで何か企んでいるようですし、リビアがどうなるか?決してカダフィを擁護するわけではありませんが、私には明らかにフランス革命、ロシア革命ときわめてタイプが似ているような気がしてなりません・・・

そして欧米の「スマート爆弾」とも言うべき革命攻撃が続いているわけですが、そんな中で気になるのがやはりロシアです。北方領土問題は単なる煙幕で、真の狙いはやはり中東にあるのではないでしょうか・・・

それにしても民主党の首脳、菅、仙石、枝野、岡田、前原という顔ぶれ。バカの見本ですわね・・・中東がこうなることくらい私だってわかってたのに、原油生産量世界二位一位のロシアを挑発する発言をするとは・・・それとも無理やり「言わされた」のかもしれませんが。

さて、ロシアはこのまま沈黙を守るのか?それともまだ機は熟していないと考えますが、想定外の行動をとるのか?今しばし事態の推移を静観する必要があるかもしれません。

それとアメリカのウィスコンシン州での公務員のデモで逮捕者が続出という情報・・・何か胸騒ぎがしてなりません・・・

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