プーチンとメドベージェフ~真打国家のお家事情はどうなの?
東日本大震災から約二週間が過ぎ去りました。
わが身を持って、震度6強を体験し、48時間停電、54時間通信遮断・・・さらに12日間断水 --;
非常時には携帯も役に立たない・・・水(もしくは味のない飲料)と食料のある程度の備蓄は、今後も必要でしょう。あとはラジオと電池、懐中電灯、蝋燭と。いい経験をさせていただきました。文明生活に慣れ切ってしまった人間のなんと脆いものか・・・
あとはガソリンが通常通り流通しだせば、ほぼ全面復旧まで来ましたが、東北の被災した方々のことを思えば、この程度で不満を言っていてはあまりにも自分が恥ずかしい。
生き長らえたとは言え、住まいも仕事も奪われ・・・私も綱渡りの自営業なので彼らの気持ち・・・痛いほどわかる。断腸の思いでしょう・・・
私もあの時、「終わったな、天井崩れるわ。カネはないし、この先どうやって家族養ってい行けばいいんだ?」と考えましたので・・・
それから福島原発です、まだまだ予断を許さない状況。
FUKUSHIMA50をはじめとした決死隊の方々。何としても彼ら英雄の命がけの仕事が報われて欲しい・・・
私としては、神がこれ以上の試みをこの国に課す事はなさらないと信じたい・・・ただただ、憐れみと奇跡が速やかに為されん事を祈るばかりです・・・
余震も400回は超えたでしょう・・・いい加減にして欲しいものです、やれやれ。
今日はだいぶ減ったとはいえ、それでも、う~ん?日付が変わって10発以上は来てますね --;
夜中も2~3回目が覚めましたから。まるでポルター・ガイスト現象の家に住んでいるようです(涙;)
ということで、本題。
こんなことでヘコタれてはいられません、涙を流す日々をいつまでも続けるわけにも行かない。無常にも世界は刻一刻と、日本のダメージをあざ笑うかのように秒針を刻んでいる。
今はまだ終末に向けての「終わりの始まり」=プロローグに過ぎないのでしょう。本番はこれからです。その時には・・・涙さえ枯れ果てるのだろうか?
リビアではNATO軍により、何の罪もない一般市民が空爆に巻き込まれ犠牲となってます。これまた言葉がない・・・
そんな中で、今後を予測する上で、やはりロシア情勢は非常に重要です。ロシア在住のジャーナリスト、北野幸伯氏のメルマガに興味深い記事を発見しました。
論点のみ、抜粋引用いたします。
ロシアを知る上では教科書的な大変参考になる内容です。
http://archive.mag2.com/0000012950/20110325171906000.html
引用開始~
▼ロシア政界対立の構図5(プーチン対メドベージェフ)
さて、冒頭で記事を紹介したように、プーチンとメドベージェフの対立が目立つようになっています。いったい何が起こっているのでしょうか?
基盤のなかったメドベージェフに、「基盤らしきもの」が現れてきたのです。
そう、それはゴルバチョフ、エリツィン、ホドロコフスキーと同様の基盤でありましょう。
米英やユダヤから見ると、既存の世界支配体制に挑戦するプーチンより、メドベージェフの方が断然いい。メドベージェフは優秀なのでしょうが、ソ連崩壊時26歳でした。だから、アメリカやイギリスの本当の狡猾さや怖さを知らないのです。
「ツィッターいいよね~」「ブログいいよね~」と、いい面ばかり見てしまいます。
一方、プーチンさんは東ドイツでCIAと戦ってきた男ですから、米英のこわさを嫌というほど知っている。
メドベージェフが大統領として欧米諸国に行く。すると、欧米の超エリートがたちがいうわけです。
「メドベージェフさん。あなたはプーチンより断然優秀だ。私たちはあなたを応援している。
どうか、もう一期大統領をやってください!」
こんなことを、毎回毎回いわれてれば、メドベージェフだってその気になってきます。
最近のメドベージェフの強気発言の背後には、「欧米のスーパーエリートが俺を支持してくれている」という自信があるのです。
▼ロシア政界対立の構図6(プーチン対メドベージェフ対立のレベルは?)
では、二人の対立はどの程度深刻なのでしょうか?もう少し、ロシアの政治体制を深くしる必要があります。
ロシアの下院は450議席。
第1党は「統一ロシア」で、315議席
第2党は「共産党」で57議席
第3党は「自民党」で40議席
第4党は「公正ロシア」で38議席
で、この「統一ロシア」の党首はプーチンなんです。もし、プーチンが次回大統領選挙に出れば、統一ロシアはプーチンを支持します。だから、必ずプーチンが勝ちます。
もし、プーチンではなくメドベージェフが大統領選挙に出れば、統一ロシアはメドベージェフを支持します。だから、必ずメドベージェフが勝ちます。
では、もしプーチンとメドベージェフが二人とも立候補したらどうなる?この時、統一ロシアはプーチンを支持するので、メドベージェフは負けます。
結局、メドベージェフが2期連続で大統領をやる方法は、「プーチンと統一ロシアの支持をとりつけて出る」以外にない。ですから、プーチンとメドベージェフの対立は、「民主党の候補者はオバマさん?ヒラリーさん?」くらいのレベルであることがわかります。
メドベージェフが2期目に立候補するとすれば、それは「プーチンのお墨付きを得て」ということになります。決定権は、いまだプーチンにあるのです。
今回はロシアの話でした。
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* ・・・とのことです。
オーソドクスな、大学の国際関係論などの試験であれば、おそらく<AA>の評価がつきそうな素晴らしい模範解答ですね。
しかしながら、私のようなひねくれ者の天邪鬼には・・・鵜呑みには出来ないのですよねえ~
メドベージェフのバックグラウンドに欧米ユダヤの国際金融財閥がついた可能性がある・・・これは無視できない。そして人の心というのは変心する。
古代ヘブライ王国のサウル王の物語からもこれはわかる・・・人間の最大の敵=驕り、高ぶりという本質が、一番厄介で罪深いものです。
個人的な見解を述べさせていただけば、リビア情勢、さらにイスラエルで爆発テロ事件が起きた。未だ犯行声明は出ていませんが、イランを視野に入れた可能性は否定できない。
これらの中東情勢次第ではあるでしょうが、今の情勢スピードの変換の速さから言って、想定外の状況になった場合・・・私はメドベージェフの事故、自殺に見せかけた暗殺のシナリオを否定しません・・・プーチンは政治家、国家指導者としては、超一流だと思ってますが、その根底には、妥協を一切許さない冷徹さが潜んでいると思うのです。
ましてやFSB(旧KGB)、軍部を掌握しているだろうし、支持率が最低を記録したとはいえ、未だに70%からと、ロシア国民の支持も篤い・・・
エゼキエル書38章のマゴグの地のゴグは、どうしてもプーチン以外に考えられないし、これから先登場しないような気すらするのです。
あくまでも個人的見解ですのでご了承の程を。
久々にプーチン氏に登場願いましょうか。
そして最後に、これからの時代を読み解く聖書箇所です。
「ダニエルよ、あなたの道を行きなさい。この言葉は終りの時まで秘し、かつ封じておかれます。多くの者は、自分を清め、自分を白くし、かつ練られるでしょう。しかし、悪い者は悪い事をおこない、ひとりも悟ることはないが、賢い者は悟るでしょう。
常供の燔祭が取り除かれ、荒す憎むべきものが立てられる時から、千二百九十日が定められている。待っていて千三百三十五日に至る者はさいわいです。
しかし、終りまであなたの道を行きなさい。あなたは休みに入り、定められた日の終りに立って、あなたの分を受けるでしょう」。
ダニエル 12:9~13
さばきが神の家から始められる時がきた。それが、わたしたちからまず始められるとしたら、神の福音に従わない人々の行く末は、どんなであろうか。
また義人でさえ、かろうじて救われるのだとすれば、不信なる者や罪人は、どうなるであろうか。
だから、神の御旨に従って苦しみを受ける人々は、善をおこない、そして、真実であられる創造者に、自分のたましいをゆだねるがよい。
第一ペテロ 4:17~19
またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。 不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。
「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。 わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。
黙示 22:10~13
人を必要以上にフォーカスすれば、惑わされます・・・ただ、真実なる方のみ見つめて歩んでいきたいものです。
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