9月です~パレスチナで動きあり
またまた、一週間のご無沙汰となってしまいました --;
9月2日の米ワシントンで再開される中東和平の直接交渉を目前にして、イスラエルとハマスがやってくれました。絶妙のタイミングで、「出来過ぎじゃん」と思えるくらいです。
金融市場にも暗雲が漂い始めているようだし、円高が止まりません。JPモルガン・チェースが自己勘定商品取引を停止し、部門を閉鎖し人員解雇すると関係者(米、英)に通知したそうですし、魔の9月がいよいよスタートです・・・
メキシコ湾の原油の流出も止まってないとする報道もあるようです。
そんな中でわが国日本はというと・・・官僚、マスコミを巻き込んでの権力闘争 --;
正直言って、あきれてます。
このブログでも指摘してきましたが
○ 天変地異
○ 世界恐慌下の金融危機第三弾(サブプライム、リーマンに続く)
○ メキシコ湾
そして、何と言っても中東情勢ですね。
<イスラエル>宗教指導者「パレスチナ人は消えるべきだ」
8月31日19時38分配信 毎日新聞
【エルサレム花岡洋二】イスラエルで連立政権の一角を占めるユダヤ教超正統派「シャス党」の宗教指導者、オバディア・ヨセフ導師(ラビ)が、パレスチナ自治政府のアッバス議長やパレスチナ人が「地球上から消えるべきだ」などと、エルサレムのシナゴーグ(礼拝堂)で説教。中東和平の直接交渉が米ワシントンで2日に再開されるのを前に物議をかもしている。
ヨセフ導師は8月28日、「神は、パレスチナ人たちに疫病をもたらすべきだ」などと発言し、イスラエル・ラジオが翌29日にその抜粋を放送した。自治政府は声明で「民族差別的な扇動だ」などと強く反発。イスラエルのネタニヤフ首相が「(発言は)私または政府の考えを反映するものではない」と釈明する事態に陥った。米政権は当事者に挑発的な行為を控えるよう呼びかけている。
シャス党は、副首相を含む閣僚4人を右派連立政権に送り込み、政策を左右している。ヨセフ導師は宗教法の権威で、超正統派ユダヤ教徒に強い影響力を持っている。
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* 「パレスチナ人は地球上から消えるべきだ」ですか・・・いやはや何とも。
旧約のイスラエルが太古の昔、神からの命令でパレスチナの地を征服せよと命じられた記述は旧約聖書にありますが、ネピリムが跋扈していたあの当時の状況(話し出すと長くなるのでここでは省略)と、今現在のパレスチナ人の生存権を同じに考えるのは、あまりにも軽率でしょう。
この辺を誤解して、「イスラエルがパレスチナ人を殺すのは神の御意思でありやむを得ない」などと、日本人クリスチャンの中にも、いいように利用され、たぶらかされている和製シオニストがいますが、はっきり申し上げて、「救いようのないバカ」以外の何ものでもありません。
そのような人たちは、タルムードが旧約聖書の単なる解釈本くらいにしか思ってないようですね。純心無垢もここまで来ると、具合が悪くなってきます。
さてもう一つ。
銃撃でイスラエル人4人死亡、ハマスが犯行声明 和平直接交渉への影響必至
9月1日8時56分配信 産経新聞
【カイロ=大内清】ヨルダン川西岸にあるユダヤ人入植地近くで31日夜、入植者の車が銃撃を受け、乗っていたイスラエル人の男女4人が死亡した。イスラム原理主義組織ハマスの軍事部門が犯行声明を出した。イスラエルとパレスチナ側双方で緊張が高まっており、9月2日から米ワシントンで再開される中東和平の直接交渉に影響するのは必至だ。
パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配し、イスラエルと敵対するハマスは、直接交渉の再開に反対を唱えてきた。
フランス通信(AFP)などによると、銃撃があったのは、パレスチナ自治区ヘブロン付近の幹線道路上。死亡した入植者の中には妊婦も含まれていたという。
パレスチナ自治政府との直接交渉に臨むために訪米しているイスラエルのネタニヤフ首相は同日、治安部隊に対し、犯人を拘束するよう指示した。自治政府のファイヤド首相は事件について、「パレスチナの利益に反する」と非難する声明を出した。
今回の事件によってイスラエル側の世論の硬化は避けられない上、イスラエルが検問などを強化することでパレスチナ住民の反感が高まる可能性も高い。イスラエルと自治政府の双方とも、直接交渉が始まる前から、譲歩の余地がさらに狭められたといえる。
直接交渉をめぐっては、ネタニヤフ首相は西岸での「安全確保」が前提条件だと主張。これに対して自治政府のアッバス議長は、イスラエル人による占領地への入植活動の全面停止を求めている。
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* これは私の推測ですが、ハマスにはモサドのスパイが紛れ込んでいるものと考えます。ですからここでは、どちらが良いとか悪いとかいうコメントは避けたいと思います。事実関係しか我々には知らされていない。
ロシアもシリアに、イスラエルの反対を無視して、P-800ヤホント・ミサイルを売却するようですし、いよいよイスラエルは、ハマス、シリア、ヒズボラ、そしてイランと外堀を固められつつあるようです。
これまた私の推測というか妄想の類かもしれませんが、これも計画的、シナリオ通りなのかもしれません。イスラエルを追い込み暴発させる・・・だいたい国際会議が決裂したらもうあとがない。確かこの後、国連会議が控えていたような?
帝政ローマ時代のマサダ砦の戦いを見ても(ローマをして一番統治しにくい民族と言わしめた)、約2000年もの長きに渡り、国を持たず流浪の民として世界中を放浪してパレスチナの地にカムバックしてきた民族。普通の民族であったならば、とうの昔に絶滅していたことでしょう。今のイスラエル人のマジョリティーがカザール人であるにせよ、否、カザール人と混血したため、さらに冷酷無比、残忍な血が加わったと言う学者すらいます・・・
ユダヤ人を侮ってはいけない。エレーツ=イスラエル(大イスラエル主義)の思想は今なお健在であると考えます。おそらく、アメリカが国家としての機能不全に陥る前に、覇権国から降りる前に、どんな手を使ってでも引きずり出すものと思われます。また、イスラエルは再び滅びるという方がいますが、聖書的にはこれはない・・・憎まれながらも益々強大になっていく。そしてその後、主の時代のように危機に陥ることでしょう。その時、イエスこそメシアであったと悟ることができるのだろうか・・・
ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。
見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。
わたしは言っておく、『主の御名によってきたる者に、祝福あれ』とおまえたちが言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう」。
マタイ 23:37~39
というわけで、9月早々、さっそくきな臭い記事でスタートしたわがブログでした。
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ザアカイさんおはようございます。
>致死率高い鳥インフル、人間に感染しやすい型に変異
人に感染すると6割近い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が、インドネシアで豚に感染し、一部が人ののどや鼻の細胞に感染しやすいウイルスに変異したことがわかった
http://www.asahi.com/health/news/TKY201008310544.html
予行演習は終わったので次は本番かもしれませんね。
冬には厳しい寒波が予想されます、皆さま体調を整えてご自愛ください。
私が一番免疫力が無いかな・・・(笑)
投稿: バルナバ | 2010年9月 2日 (木) 05時47分
もうすぐラマダンが明けですが、ラマダン明けの盛大なお祭り(イド・アル=フィトル)の第2日目が今年は9月11日に当たるため、イスラム教徒は例年以上に世間の風当たりが強くなることを心配しているそうです。
北米イスラム協会は教徒に9-11記念式典に参加する、コミュニティーでボランティア活動をするなど、何らかの形で奉仕するよう公式コメントを発表しました。
http://www.isna.net/articles/News/Join-Nation-Wide-Muslim-Serve-Initiative-on-9-11.aspx
投稿: agua | 2010年9月 2日 (木) 07時10分
バルナバさん、毎度さんです。
いよいよH5N1がスタンバっている可能性ですか・・・
どうせ人工ウィルスなんでしょうね --;
このレベルになるともはや「主よ、命預けます。御心のままに」でしょうかね。やはり今年、2010年はワールドワイドなイベントこそまだ?起きてませんが、ローカル的な警告とも思えるイベントがこれでもかと言うくらいに多発。う~む?
aguaさん、いつもどうもです。
なるほどね・・・日本は単一民族国家で、宗教に関してはノンポリ状態なので、なかなかことの重大さに気づかないかもしれませんね。
先ほど、世界の株価見てきましたが、ファンダメンタル、テクニカルなど、そんなの関係ねえ~!で、ヨーローッパ、NYとも爆上げ --;
日経も上げ、上海、香港も上げでしょうかね・・・
とにかく操作されているゆえ、わかりませんね・・・やる時もおそらくは、人為的に暴落させるんでしょう。そして魔の9月なんて騒いでいるから、逆に今月はないのかも?まったく予想外の時になんですかねえ?
今さら、石器時代の生活などできないので、また、欧米、日本の人間はサバイバル能力も低いでしょうから、できれば勘弁してもらいたい所ですが・・・
投稿: ザアカイ | 2010年9月 2日 (木) 11時12分
相場格言、
1 まだ は もう、もう は まだ。
2 人 の 裏に 道あり。
投稿: 空海 | 2010年9月 2日 (木) 16時28分
空海さん、毎度。
こればかりは、わからんものですな。
ウラ読み、さらにウラのウラ・・・素人は手出し無用です。最もその前に軍資金がない --;
投稿: ザアカイ | 2010年9月 2日 (木) 19時05分
ザアカイさん、皆さん、こんばんは。
今年はホントに世界中で異常気象が多いでしたね。
色々な記録を塗り替えているようですね。
これも主が近いことの現われだと思います。
私たちはイエスが死んで復活されたことを信じています。
それならば、神はまたそのように、イエスにあって眠った人々を
イエスといっしょに連れて来られるはずです。
私たちは主のみことばのとおりに言いますが、主が再び来られるときまで
生き残っている私たちが、死んでいる人々に優先するようなことは決してありません。
主は、号令と、御使いのかしらの声と神のラッパの響きのうちに、
ご自身天から下って来られます。
それからキリストにある死者がまず初めによみがえり、次に、生き残っている私たちが、
たちまち彼らといっしょに雲の中に引き上げられ、
空中で主と会うのです。
このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。(Ⅱテサロニケ4・14-17)
主イエスを信じる私たちは、主が来られるのを待ち望んでいますが・・・。
天でも主が再臨される時をキリストにあって眠った兄弟姉妹が・・・大勢の人々が待ち望んでいるのだと思います。
主イエスが空中まで来られた時、天上の眠ったキリスト者の身体がよみがえり、
次の瞬間、地上の生きている主にあるキリスト者が天の姿となって空中で共に一つになり再会する時、喜びの渦に満ち溢れることでしょうね。
天で「待つ」人々・・・地上で「待つ」人々・・・
その思いが満たされる日が早くきますように~!
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 23時23分
ーー;・・・名前がないがどこかで見覚えがあるような投稿内容・・・
たぶん?enjeruさんか、サマちゃんのどちらかだろうなあ~?
知らない人ではないと思うので、その事を前提に。違っていたらすみません。
本当に9月だというのに暑いです・・・
忍耐を必要とされる日々が続きますね。
今が2010年なわけで、私のアテにならないカンによると ^^;
あと7年のうちには!と思うのですけど、こればかりはわかりません。
これぞ本物の終末の預言者だ!という人物もやはりまだ現れないし・・・
反キリストもまだ登場宣言してませんしね。
現実の厳しさから目をそむけず、最終的な勝利を確信して日々忍耐を持って歩むしか手はないようですね。
主よ、来たりませ、マラナタ。
投稿: zaakai | 2010年9月 3日 (金) 11時22分
すみません。enjeruでした。
投稿: enjeru | 2010年9月 3日 (金) 12時57分
そうでしたか、いつもコメ投稿ありがとうございます。
投稿: zaakai | 2010年9月 3日 (金) 13時58分