ええ~、ここ最近また?聖書の暗号があちこちのブログ、陰謀系人気掲示板に登場しているようです。
中には無知ゆえに、聖書の暗号=聖書預言(特に黙示録に関しての終末預言)と誤解している方々もいるようです・・・聖書は一度も読んだことないが、バイブル=コードには興味深々なようで。
特にスピリチャル系の人に多いようです・・・名前は伏せますが、例えば経営の神様と呼ばれる方や、マヤ暦、ウェッブ=ボッドを研究している有能なる予言マニアの方、ブロともを集めての教祖的カリスマの方など・・・断っておきますが、別に批判しているわけではありません。それぞれに高い能力の持ち主でありますから。何を信じるかは自由です。ただ、私みたいな落ち葉のごとき小さき者であってもキリスト者のはしくれ、たとえ完璧に正しく理解することは不可能であっても、自分の能力の範囲内ではありますが、神の御前においてわがブログを、責任を意識して書いているわけですから、聖書に関することであまりいい加減なことだけは書けない・・・とだけ言っておこうかと。
まずは導入部として
この件に関して以前、同志であるモトイ氏が書いておられます、是非参照ください。
これで決着がつく(?)聖書の暗号
その中から、一部引用させていただきますm(__)m
〈暗号〉
2010年4月12日
神はこの約束を守らない全ての人をその家から、働きから震う。それは震われ、空となる
〈解説〉
暗号は、はっきりとした日、20l0年4月I2日について預言する。
その日に何が起きるのか?
他の暗号から予想される事は、その日が反キリスト擁立の日となるか、はたまた反力ルト法とでもいう法律、正しく聖書に従おうとするクリスチヤンを有罪とする、法律がアメリカで、実施される日という事である。
その反キリスト擁立、もしくは反力ルト法の成立によりアメリカを始めとするキリスト教会に大変動が起きる。
それは、麦のごとく震われる日となり、結果、 「この約束を守らない全ての人」すなわち、神の御言葉を実行しない人々が、その家、すなわち、教会から震われる、はたまたそのような人々は、その働き、すなわち、牧師、伝道師という働きから、外され、神の前にはただのこの世の人と見なされる。
何しろ、この年、大きな変動が教会に起きるはずである。
中略~
追記(2010年4月13日14時25分)
結局何も目立ったことは起こりませんでした。これにより聖書の暗号が信頼できないものと、少なくとも私は判断することにしました。皆さんがどのようにお考えであるかはご自由です。
色々な理由や良いわけを用いて、聖書の暗号をまだ擁護することもできるでしょう。しかし私個人としては、聖書の暗号は誰かのいたずらと判断します。人為的ないたずらです。
やはりこれも、終末時代の惑わしのひとつだったのかも知れません。
~~~~~~~~~~~~~~~~
まったくもって同感、反論の余地すらありません。
その他、2009年9月中旬にオバマかオバマの妻が暗殺されるとする予言も外しております。
2006年世界核戦争の予言もハズレ~!
要するに、近未来予言に関しては当たったためしがない!というもの --;
私の近未来予測と五十歩百歩・・・(ToT)
しかしながら、過去の出来事に関しては、見事なくらいに当てまくってます(笑)
後出しジャンケンの八百長ですから当然ですね。これではノストラダムス、ジュセリーノ、ジョン=タイターと変りません --;
また「バイブル=コードは未来の出来事の解釈については困難な作業が伴う」と言う方がいますが、過去の出来事に関しては、簡単であって、未来に関する解釈は難しいなどという言い訳は、何も聖書の暗号に限ったことではありません。人間の能力には限界がありますし、未来のことなどわからなくて当然なわけで、世の中の事象全てに当てはまることでしょう。こんな詭弁は通用しません。
だから苦労するんです・・・私も競馬の予想屋並みの近未来予測をブログでやってますが、本当に苦労してるんです・・・悲しいくらいに苦労してるんです。狼オヤジと呼ばれながらも、涙も枯れ果てながらも、やめられずにやってるんです。
耐え難きを耐え~、忍び難きを忍び~(ハイ、そこ ^^;、石投げないでね)
そもそもこのバイブルコードは
「日本だけではなく欧米の研究者達も、この事については自分勝手な解釈が
様々に出来るからインチキだ」
と言われてるのですから。
ということで次です。
これまた真相に迫る資料を、同志であるバルナバ氏が見つけ出してくださっております。感謝申し上げます。
http://www.nazotoki.com/bible_code.html
聖書の暗号~the Bible Code
長いですが、非常に興味深いので以下、全文引用いたします。
引用はじめ~
伝説
1950年頃、チェコ出身のラビ(ユダヤ教の律法学者、宗教的指導者)、ウェイスマンデルは、旧約聖書の「創世記」の初めの部分を50番目ごとに拾い出してみると、「トーラー」(※注)という言葉が出てくることに気付いた。
【※注】 「トーラー」とは旧約聖書の最初の5つの書である、「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の総称。ほかに『モーセ五書』、あるいは『律法』とも呼ばれる。
ウェイスマンデルは、創世記以外にも「トーラー」という言葉が隠されているのではないかと考え、「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の四書でも、同様の方法で文字の拾い出しを行ってみた。
すると驚くべきことに、この四書からも「トーラー」という言葉が出てくることがわかったのだ。これが、いわゆる「聖書の暗号」の始まりである。
この後、ヘプライ大学の数学者、エリヤフ・リップスがこの話を聞きつけ、物理学者のドロン・ウィツタム、暗号研究家のヨハヴ・ローゼンバーグと共に1994年8月に発行された『Statistical Science』という数学の論文誌に、聖書の暗号に関する一編の論文を発表。
リップスらはこの論文の中で、旧約聖書を一定の文字数づつスキップしていくと、イスラエルの賢者32人の名前とその生没年が隠されていることを発見している。
そして、この話に興味を持ってリップスらを取材していた『ワシントンポスト』紙の元記者であるマイケル・ドロズニンは、彼らと同じ方法を用いて、旧約聖書の中にイスラエルの首相「イツァーク・ラビン」の名と「暗殺者は暗殺するであろう」という言葉が隠されていることを発見した。暗殺の時は1995年9月に始まるヘプライ暦の年。
ドロズニンは、94年9月にラビン首相の側近に暗殺の危険性を警告したが、予言を回避することはできなかった。ラビン首相は95年11月に暗殺されてしまい、聖書の暗号による予言は的中してしまったのである。
謎解き
1997年にマイケル・ドロズニンが『The Bible Code』(邦訳『聖書の暗号』新潮社)を書いて以来、大きな注目を集めることになったこの伝説。
本国アメリカでは、第二弾となる『The Bible Code 2』(邦訳『聖書の暗号2』アーティストハウスパブリッシャーズ・2003年)が日本より一足早く、初版30万部という超大型発行部数で刊行され、またもや世界中で大きな話題になった。
日本でもこれらの本はベストセラーになり、『世界ふしぎ発見!』や『奇跡体験!アンビリバボー』などでも紹介。ご存知の方も多いと思う。
しかしドロズニンの本はもちろん、番組でも懐疑的な情報は扱われない。実は 「聖書の暗号」というのは、支持者からも見放されてしまうほどトホホなものなのだ。
リップスらの問題点
まず1994年に発表されたリップスらの論文について。これについてはオーストラリア国立大学の数学者ブレンダン・マッケイと、ヘブライ大学の数学者ドロール・バー・ネータンが最初の批判を行っている。
そして1999年5月には、リップスらが論文を発表した同じ『Statistical Science』誌に、ブレンダン・マッケイがより本格的な批判論文を書き、リップスらの間違いを指摘している。
ここでは、その詳細について触れると専門的になってしまうので、いくつか分かりやすい問題点を指摘するだけにとどめておきたい。
第一の問題点
まず第一の問題点としては、暗号に出てくる「関連のある組み合わせ」は色々なパターンが考えられることが挙げられる。
たとえばリップスらの論文では、「イスラエルの賢者32人の名前」と「生没年月日」の組み合わせを使っているが、これはリップスらが勝手にこの組み合わせを選んでいるだけで、別に他の組み合わせを選んでもまったく構わないのだ。
「賢者の名前」と組み合わせるものとしては、「妻、もしくは子どもの名前」でも良いし、「出身の地域」でも良い。また「その賢者の偉業に関連した言葉」でも良いだろう。両方が人名以外の組み合わせでも問題ない。
要するに、聖書に関連している無数の語句の中から、自分の好きなものを選び、それに関連した組み合わせを勝手に選んで構わないのである。
第二の問題点
二点目は、リップスらが選んだ「賢者の名前」と「生没年月日」そのものについて。
まず「賢者の名前」については、彼らの名前はフルネーム(「姓+名」)ではない。当時のユダヤ人には姓がなく、名前だけしかなかったのだ。フルネームではなく単なる名前だけでいいのなら、ずっと見つけやすくなるだろう。
次に「生没年月日」については、生年月日が判明しているのはわずかしかいない。たいていは死亡年月日だけしか分かっていないのだ。ところがリップスらは賢者によって「生年月日」だけを使ったり、「死亡年月日」だけを使ったりと、かなり恣意的な使い方をしていて一貫性がない。
第三の問題点
最後の問題点は、ヘブライ語のスペルは自由度が高いという点。
たとえばこちらを見てほしい。このページでは「Abulafia」という名前をヘブライ語で表すと、四つの異なったスペルが存在することを指摘している。(※注2)
【※注2】 読者の方から、この箇所について異論が出された。再調査後にまた追記予定。
実を言うとリップスらは、このただでさえ自由度の高いスペルから当たりを探すだけでなく、こういった複数の候補に当てはまるものが無かった場合には、自分たちで勝手にスペルを作り出しているのだ。
ドロズニンの問題点
続いては、『聖書の暗号』の著者、マイケル・ドロズニンの問題点である。
まず暗号の解読法については、リップスらの方法よりさらにデタラメだということを指摘しておきたい。
リップスらは一定間隔で文字を飛ばし読みするだけだったが、ドロズニンは、縦、横、斜めと色々な間隔で文字を飛ばし、ときには将棋の桂馬のような飛び方で読んだりと、いくらなんでも お前それはやり過ぎだろう?と言いたくなるような方法を使っている。
また「トーラー」の中には30万を超える文字があるので、ドロズニンの暗号解読法を使えば、ある6文字の文字列であれば約50回、5文字の文字列であれば数百回は確率的に出現することになる。(3文字とか4文字だともっと多い)
だから、別に「アンパンマン」とか「モスラ」とかの単語でも、聖書の中から読み取ることなど簡単にできてしまうのである。
ハズしたら「延期」
これまで見てきた方法を使えば、簡単に「自分の好きな暗号」を見つけ出すことが可能だということがお分かりいただけるだろう。
でもやり方はデタラメなので、当然予言をハズすこともある。
そういうときはどうすればいいのか?
これは実際にドロズニンとリップスが行った言い訳を見てもらったほうが早い。以下は、イスラエルのネタニエフ首相が暗殺されることをキッカケに世界戦争が勃発することを予言し、見事にハズしてしまった後の言い訳である。
「リップスらは不確定性原理のことには触れないで、そのかわり、聖書の暗号で『七月にアンマンへ』のすぐ上にある言葉を指さした。そこには『延期』とあった」
『聖書の暗号』(新潮社)からの引用
ハズしたら延期らしい。ちなみに「延期」という言葉はヘブライ語でたった3文字なので、「トーラー」の中には55万回は出現することになる。これでは仮にハズしても、いくらでも「延期」だと言い訳することが可能である。
とはいえハズしたら延期の言い訳ばかり使っていては、さすがに苦しいと気付いたのか、『聖書の暗号2』(アーティストハウスパブリッシャーズ)の最後のページでは、2006年に起こると予言した世界核戦争について次のように書いている。
「暗号は2006年に私たちが死ぬと予告しているわけではない。未来を変えなければ死ぬかもしれないと警告している」
つまり聖書の暗号から読み取ったことは、あくまで「警告」であって、仮に世界核戦争が起こらなかったとしても、それは警告を聞き入れたおかげで「未来を変えた」と言い逃れるつもりらしい。
大見得を切って返り討ち
最後は、ドロズニンが1997年6月9日に発行された『ニューズウィーク』誌上で、懐疑論者に対して行った挑発について紹介しておきたい。
この誌上でドロズニンは、「私の手法で『白鯨』から国家元首が暗殺されるという予言を発見できたら、彼らの言うことを信じてもいい」と大見得を切った。
この中で言われている『白鯨』とは1851年にハーマン・メルヴィルが発表した小説のこと。一方「彼ら」とは、『聖書の暗号』は単なる偶然の産物で、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、べつに聖書でなくても同じような「暗号」はいくらでも見つけられる、と批判した海外の懐疑論者のことを指している。
ドロズニンからすれば「絶対に見つけられるわけがない」と思って大見得を切ったのだと思う。ところが現実には、あっさり返り討ちにあってしまった。
この挑戦を受けて立った海外の懐疑論者たちは、『白鯨』の中から、イスラエルのラビン首相、ジョン・F・ケネディ大統領、アブラハム・リンカーン大統領、レバノンのルネ・モアワド大統領の暗殺の他、ガンジー、サーハン・サーハン、レオン・トロツキー、キング牧師、エンゲルベルト・ドルフース、などの暗殺も「発見」したのである。
ちなみに、この返り討ちのあとも、ドロズニンは数学者のエリヤフ・リップスと、国家全保障局の暗号解読官であるハロルド・ガンズという人物が、ドロズニンの本を支持しているかのように主張しているが、これは事実に反する。彼ら2人はドロズニンの本をまったく支持していない。
まずハロルド・ガンズは声明で次のように述べている。
「これらの本では、『トーラー』の中の暗号を使えば未来の出来事を予言できると述べていますが、この主張には全く根拠がありません」
続いては、エリヤフ・リップスの声明。
「私は、暗号、およびドロズニン氏が導き出した結論を支持しない。ユダヤ教の『トーラー』からメッセージを抜き出す全ての試みは、虚しくて全く価値がないのだ。これは私自身の意見だけではなく、重大な暗号研究に関わった全ての科学者の意見でもある」
ハク付けに利用していた仲間からは見捨てられ、『白鯨』の予言でも返り討ちにあってしまったドロズニン。そんな彼に、さらに追い討ちをかけるメッセージが、自らの著書である『聖書の暗号』からもたらされた。この暗号を見つけたのは懐疑論者のデヴィッド・E・トーマス。
このページの最後は、彼がドロズニンと同じ解読法を使って見つけた暗号を紹介して終わりとしよう。実によく『聖書の暗号』の本質を言い表したメッセージである。
「暗号はイカサマ、おバカなデッチ上げ」
"The code is a silly snake-oil hoax."
引用終わり~
これを書いた方がキリスト者かどうかわかりませんが、これは説得力がある。こんなところだと私も思いますが・・・
わがブログの読者だけでも、知っていただきたい。
これらの資料を読んでも、認めたくない「病的なかたくなさ」の持ち主には、「どうぞ、ご自由に」とだけひとこと申し上げます。
さていかがでしょうか。これだけで十分でしょう。
バイブル=コードに興味を持ち、聖書に興味を持った方は、独断、偏見、先入観を捨て、わからなくてもいいから一度聖書を通読する事をお勧めします。
「キリストの十字架による救い」は「聖書の暗号」にはありません(たぶん?)
聖書のみが「主イエス=キリストを証しする」正真正銘の「聖書」そのものなのです。
一番大切な神からの恵み=ギフトである「人間の救い」に関しては、「聖書」だけで十分です、少なくともこれを受け入れれば、たとえ肉は滅びても、霊は救いに与かり、新天新地=新しいエルサレムの住人となれるはずです。
そこには、人類の待ち望んだ究極の希望が存在するのです。
主はとこしえに死を滅ぼし、主なる神はすべての顔から涙をぬぐい、その民のはずかしめを全地の上から除かれる。これは主の語られたことである。
その日、人は言う、「見よ、これはわれわれの神である。わたしたちは彼を待ち望んだ。彼はわたしたちを救われる。これは主である。わたしたちは彼を待ち望んだ。わたしたちはその救を喜び楽しもう」と。
イザヤ 25:8~9
また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。
すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。
黙示 21:3~5
この言葉を信じているから私はキリスト者をやっているのです。いつの日か必ずこの事は成就します。
最後に私もトドメを ^^;
この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。
また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。
黙示 22:18~19
個人的には、「聖書の暗号」もこれに当たるのではないかと類推解釈できそうですが、どうでしょう?
人間頑なにならずに、謙虚になり人の意見、考えにも耳を傾ける姿勢が大事であると思います・・・人間間違える生き物なのだから、間違いに気づいたらかっこつけずに、頑なにならず素直に自分の非を認め、悔い改めればいいだけです。神は罪を赦される方です。
私自身もかつてはそれなりに「頑迷」な人間でしたが、このブログを通して、素晴らしくハイレベルな兄弟姉妹方と出会うことができて、かなり?柔らかい土へと耕されたと思っております・・・様々なかたちで主は、私みたいなどうしようもない人間さえも見捨てずに、再教育してくださるのですね。ヨハネとヤコブ、「雷の子」と呼ばれたゼベタイの子の兄弟が変えられた様に・・・って!自分で言ってりゃ世話ないですね・・・まだまだ不完全極まりない出来損ないのダメクリ、かつバカの見本ですが・・・とほほ。
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