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2009年12月27日 (日)

イスラエルの7000人~列王記上より

ザアカイです、このエントリーを入れて、年内にあと二本くらいはアップできるかもしれません。世の中不気味な小康状態ゆえ、信仰的なエントリーが続きます。

私は(私と限らず皆そうでしょう)

「何故神は、このような人類の悲惨、暴虐をいつまでも許しておられるのか?もうたくさんです!」

と、常々考えてきました。当然、答えなど見つかるはずもありません。

しかし、本日の「小石泉師の礼拝説教集」を読んで、その答えが見えた気がしました。

列王紀上 / 18章 22節

エリヤは民に言った、「わたしはただひとり残った主の預言者です。しかしバアルの預言者は四百五十人あります。

列王紀上 / 19章 18節

また、わたしはイスラエルのうちに七千人を残すであろう。皆バアルにひざをかがめず、それに口づけしない者である」。

ここは有名な、エリヤが450人のバアルの祭司を相手に戦って勝利を得る場面です。

おそらくは、終末の教会の予表とも取れます。ここ日本においてさえ、リバイバルがあるかもしれません(ちなみに、ベニー=ヒンだか、ピーター=ワーグナーだか忘れましたが、見事に?2000年日本リバイバルの予言を外しております)。しかし、麦と毒麦が分けられるとマタイ伝にあるように、おそらくキリスト教会も、真にキリストにつく教会と、バアルの祭司に乗っ取られた偽りの教会とに白黒はっきりとつけられることでしょう。私はひねくれ者ゆえ、奇麗事ばかり言うつもりはありません。

そのような時、我々はどうするか?・・・当然偽善に満ちたバールの教会からは離れざるを得ない時が来るかもしれません。また、迫害の嵐がこの日本ですら吹きすさび、中国みたいに地下教会化するかもしれません。

このあたりの見解に対しては、個人的にエレミヤ師を高く評価しております。まさしく彗眼の持ち主だと思っております。時には師に対し、批判的なことも書きますが、貴重な働き人には違いありません。

さばきが神の家から始められる時がきた。それが、わたしたちからまず始められるとしたら、神の福音に従わない人々の行く末は、どんなであろうか。

また義人でさえ、かろうじて救われるのだとすれば、不信なる者や罪人は、どうなるであろうか。

第一ペテロ 4:17~18

小石師は、HPメッセージで次のように述べております。

「罪と悪から贖いだされて永遠の御国に入るにふさわしい人々を神が捜し求めて6000年の年月がかかりました」と。

もちろん、その他にも答えはあるにせよ

なるほど、そのために罪と悪を、忍耐をもって今まで(そして今も・・・我がブログの読者であれば理解が早いと思います。)許容して来られたのだと。

そして最終的に、真に主イエスをメシヤであると心から信じるクリスチャン、言い換えれば教会(教会とはクリスチャンの集合体を指し、教会堂ではありません)が勝利を得るのだと。

しかし、なかなか一筋縄にはいかないのが世の常。

サタンとその下僕陣営は、邪悪な暗黒のパワーで、政治、経済、歴史、宗教、軍事力、情報力、資源、食料とこの世のすべてを牛耳り、完成間近か?という勢いです。来年以降、益々熾烈を極めることでしょう。

そんな中で嫌というほど現実の厳しさを思い知らされております。日本は世界的に見て、それほど血が流されてないだけ、まだいいのかも知れません。

それでも、無力な、自分の弱さを嘆きつつ、日々、神の国を勝ち取るべくその時まで、戦い続けなければなりません・・・最終的に、最大の敵は自分自身なのかもしれません。

そのような時果たして、自分はエリヤに続くイスラエルの7000人のメンバーになれるのか?

はっきり言って、今の私ごときでは自信がありません・・・

申命記 / 20章 8節

つかさたちは、また民に告げて言わなければならない。『恐れて気おくれする者があるならば、その人を家に帰らせなければならない。そうしなければ、兄弟たちの心が彼の心のようにくじけるであろう』。

今ちょうど申命記を読んでいることもあって、この箇所がズシリ!!と心に突き刺さりました。

常連の読者はご存知でしょうが、個人的に夏場、メンタル的にかなりやられました。たいした事出来てないのですが、このような事をやっている以上、周りに悪影響を与えることは出来ません。また今度攻撃されて、同じ轍を踏むようならば、その時はブログの運営を考えざるを得ないかもしれません・・・何度か打ちひしがれては、そのたび這い上がって来ましたが、正直言ってきついのも事実です・・・

しかし物質世界の裏側、闇を知ってしまった以上、今更引き返せないでしょう。何も知らないで、マトリックスの世界に生きていた方がある意味幸せだったかもしれません。否、そうは思いたくない。

こんな時は原点に戻るべきなのか。

そう、結果はどうなろうとも、主イエスについていくしか他に道はないのだから。

新約のイスラエルであるキリスト者、その数は今や7000人をはるかに超えるはずです。

どうかその時まで、バアルにひざをかがめず、口付けしない者として勝利者としてくださることを!

主イエス=キリストにあって、勇気が与えられん事を切に祈り求めるばかりです。

そう、今まではプロローグ。本当の戦いはこれからなのですから・・・

最後に自分を鼓舞するためにも、シエンキビッチの「主よ、いずこにいき給う」から。

ローマ皇帝ネロの迫害の時・・・

大迫害の中クリスチャン達は次々と犠牲になります。弟子たちはペテロにローマを脱出するように願います。あなたひとりは私たち数万人にも当たりますどうぞ逃れてください。ついにローマを後にして郊外に出たペテロは向こうの空に輝く光を見ます。それはやがてペテロの横を通り過ぎようとしますが、弟子たちの目には何も見えないのにペテロの目にはその光の中に主イエスが見えました。

ペテロは問います。「クオ・バ・デス・ドミネ」“主よいずこに行き給う”。主は答えられます。「ペテロよ、あなたが私の羊を捨てて逃れるなら、私はローマに行ってもう一度十字架に掛かろう」

「主よ申し訳ありません」老ペテロは驚く弟子たちを尻目にくびすを返してローマに帰ります。そしてついに捕らえられ十字架刑に処せられます。その時、ペテロは私は三度も主を否んだ者だ、主と同じ十字架に掛かることなど出来ないと、両方の腕木が下にある十字架にさかさまに掛かり殉教したと伝承にはあります・・・

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主イエス=キリストの愛」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
やっぱり7000人なんですか?

ツバサさん、お久しぶりです。

エリヤと7000人ですか・・・
7000人という数字にも、7が関わっているから何か意味があるのかもしれませんが、深く考えたことないです。

今の時代はもっとはるかに多いと思いますよ。

こんにちは ザアカイさん(*^-^)

マトリックスの世界。。

こんな聖書の句を 見つけました。
コロサイ 1章13、14節
神は 私たちを暗闇の圧政から救い出して、愛する御子のご支配の中に
移してくださいました。
この御子のうちにあって、私たちはあがない、すなわち罪の赦しを得ています。

闇の中にいるだけでなく、主は既に 勝利を宣誓していますね。
陰謀の世界だけでは、闇にいる事しかわからないので、この先 人類の存亡すら不安になりますが。。。 神の時 再臨の希望がある事は救いですねヽ(´▽`)/
私たちは、それぞれ 艱難があっても、つらくても
主の勝利が近いという事が、希望です。

世界中で ますます 仕事を失う人が 増えているようですね。。
最低限の生活だけでも 守られる事を祈りますが、
ほんとうに、早く。。早く と思わずにはいられませんね。

ザアカイさん、皆さん、こんにちは。

「クォ・ヴァディス」で一番感動したのは、ネロの迫害で何の罪もないクリスチャンがローマに火をつけた罪で殺される場面。コロッセウムの中に集められた主を信じる人々・・・。彼らが死を前にして、獰猛な飢えたライオンに殺される寸前、皆一つなにり、主に讃美をする姿・・・。普通なら歌など歌えない心境のはず。その時、この人々はどうして死をこのように迎えることが出来るのか・・・と思いキリスト教に興味を持ち始めたきっかけとなりました。

ほかの人たちは、あざけられ、むちで打たれ、さらに鎖でつながれ、牢に入れられるめに会い、また、石で打たれ、試みを受け、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊やたぎの皮を着て歩き回り、乏しくなり、悩まされ、苦しめられ、
――この世は彼らにふさわしい所ではありませんでした。――(ヘブル11・36-38)

イエスさまを信じる人々をサタンはあらゆる手をもって迫害しますが、天国の約束を与えられているキリスト者はすでに勝利者なのですね。患難時代は、今までにない迫害の時となると思いますが、死の彼方にある御国こそ最終ゴールであると・・・。

私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今ある者も、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。(ローマ9・38-39)

サマちゃん、こんにちは。

さ~すがあ~!鋭いとこ突いてますね。
そう、闇を知ることは当然必要ですが、それだけでは何の解決にもなりません。もっとも、あの手の人たちは有能な方々も多いので、神を必要としないのかもしれませんけどね。

今まで当たり前だった「なんとか、食ってくことだけは出来るだろう」という時代じゃなくなってしまいましたからね。
本当に、早く!信号機が赤に変ってしまいますから!というのが本音ですね。

enjeruさん、こんばんは。

この話の中のペテロにはいつも感動させられます・・・
主を否定し、裏切ったあの弱きペテロの姿はもはやありませんからね。

パウロのような教養のあるエリートではない。ユダヤ人の仲間内からプレッシャーをかけられ、律法主義に回帰し、パウロに非難され、ふたたび失敗を繰り返してもいますよね。

でもなんとも人間臭い・・・主が筆頭弟子に選んだのもうなずけますね!!

ある時から、天国や地獄、進歩した宇宙人の世界などの話は退屈だと思うようになりました。
この複雑怪奇な現実世界でどれほど苦労して正しいと思える道を見いだすか、それが一番重要だと思います。
ハッピーエンドも要らないし、魂の完全消滅なら感謝感激。
アメも脅しも要らない。
神が用意したドラマを台無しにしないように自分の役割をしっかり果たしていきたいだけです。
わたしは隠れキリシタンの末裔ですから、死ぬならまず殉教、次は誰かの身代わりです。
そのため事故や病気で死なないように気をつけています。

漁師様、いつもありがとうございます。

確かにこの狂気の現実社会において、じわりじわりと正気を保つのが難しくなっている気がします・・・

私も出来ることなら、事故や病気で死ぬのはありがたくないと考えてます。
それと発狂してしまうのも・・・いやですね(笑)

こんばんは。
ザアカイさんの記事と皆さまのコメントをみると励まされました。
シェンキェーヴィチのクオバディスは感動しますよね…。
自分が読んでいつも泣けるところは、極悪人キロン・キロニデスが回心する場面です。
キロンにかつてひどい目に遭わされたグラウコスが殉教する時に、
キロンに向かって「あなたを許します!」と言って召され、
許されたキロンが人が変ったようになって、その後キリストの救いを受けとるところです。

ゆうさん、こんにちは。

「許す」ことは、なかなか難しいものですね。
でも、「許し」をもって、相手に伝わった時は、何ともいえない喜びが心にあります。

でもわかってもらえないと・・・「このやろ、おまえなどにわかってもらおうなどと、ハナから思ってなかったぜよ、ヘン!」
となってしまいます(-_-;)・・・

このあたりが私の限界かなあ~(涙;)

子羊通信の皆さん、お久しぶりです。

2009年最後の最後に、このようなことを言うのは最初躊躇し、憚られたのですが…、
やはり、正直に申し上げます。

キリスト教掲示板でも既に、報告したのでご存知の方もおられるでしょうが、改めて子羊通信の皆さんに正式にお伝えいたします。

前置きはともかく、実は私の実父が今月二日に急逝しました。皆さんに祈っていただき感謝申し上げますが、やはり人間の寿命は天の神さまに委ねるほかありません。

母が言うには、安らかに眠るように亡くなったそうです。(詳細はキリスト教掲示板に書きましたので、よろしかったらお読みください。)

少なくとも、父は黄泉の苦しみの場所には逝かなかったと確信を持てました。

黄泉の安らぎの場所で父の霊は最後の審判まで慰められるのではないでしょうか。千年の終わりには、復活した父と再会することを私は信じます。とにかく、介護していた母の重荷がなくなったのは幸いです。一時は睡眠不足と疲労で母も倒れる懸念されたからです。
暗い話ごめんなさい。でも、これは誰も避けられない死の現実です。イエス・キリストは約束されました。蘇りが来ることを…、今よりのち死もなく悲しみも叫びも苦しみもなかるべし

あら~!レムナント掲示板のキラメキさんって、アンちゃんだったのね!! ビッグ=サプライズだわね。

天来の慰めがアンちゃんとご家族の上に豊かに注がれますように。

私も一口に黄泉といっても、様々な場所があるのではないかな?と考えます。何も考えずに眠った状態でいることが出来るところがあっても不思議ではないと考えます・・・旧約の人たちがみんな苦しんだとも考えにくいからです。

何はともあれ、アンちゃんが戻ってきてくれて感謝!
来年からが楽しみだ~ねえ~

皆様、明けましておめでとうございます!

今年も主にあるお交わりよろしくお願いします。

まぁ~!アンちゃん、キラちゃんになったのね~。
とってもうれしいです。
お父様、召されたのですね。辛い時を通られて大変だったと思いますが、肉体的な苦痛から解放されたお父様が今、主の御手の中にあることを信じます。祈ったのだから・・・。その祈りは主に届いているはず・・・。
そうそう、のびたさんが一番喜んでいるかもしれませんね・・・(笑)
アンちゃんがいなくて寂しそうでしたから~。
御国をめざして共に歩みましょう!

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