エスカレートする新冷戦~米露は本気か?
久々のアップデートです。
まずは引用記事をご覧下さい。
金融危機情報(ロシア・ルーブルの崩壊危機とドル急騰)
【ワールドレポート2009年新年号】で取り上げました【ロシア・ルーブル】が崩壊の瀬戸際に追い込まれてきており、ロシア政府は金融機関に<ドル買い・ルーブル売り>停止を求めていますが、今や誰も政府の意向を聞かず、<ルーブル売り・ドル買い>を積極化させています。
先週金曜日には<一ドル=35ルーブル>と危機的水準にまでルーブルが下落してきており、このままいけば一ドル40~50ルーブルにまで一気に暴落し、ロシアは通貨防衛のために金融市場を閉鎖さぜるを得ません。
【ロシア政府】は日々外貨準備高を取り崩して<ドル売り・ルーブル買い>を行っていますが効果は全くなく外貨準備高が急減してきており、今や危機的な状況になりつつあるのです。
勿論、表面的な外貨準備高はまだ高水準ですが、短期債務を引けばすでにロシアは返済不能に陥っているとも言われており、このため下がったとはいえ(昨年7月から半値)、ドルとの交換ができる今のうちにドルへ疎開させている企業経営者・資産家が後を絶たないのです。
ところで、今、日本では「ドル安」と”専門家”達はマスコミ等で騒いでいますが、ロシア人やロシアに投資している欧米の投資家・企業家からすれば、「ドル急騰」となっており、今や【ドル】を求めて外為市場に殺到しているのです。
また【ドル】は対「ユーロ」に対してもじわりじわりと上昇しており、金曜日は1.2761までドルが上昇し、昨年12月高値(1.470)に比べ<13%>もドルが上昇しているのです。
ワールドレポート新年号でも指摘しましたが、今や世界中でドルが不足してきており、今後【第2次金融危機】がぼっ発しました際には、ドルは急騰することになり、世界中で≪ドル不足・ドル急騰≫が問題になるはずです。
日本で報道されています内容とは全く違った形になり、殆どの日本人は唖然となるはずです。
この<ドル急騰>ですが、31日付け日経新聞夕刊ではこのように報じています。
「ドル不信で金(ゴールド)存在感」
上記の通り【ドル】は日本円以外には<上昇>しており、世界は<ドル不信>ではなく、<ドル回帰>となっているのです。
<ドル不信>と騒いでいるのは日本だけであり、これで金(ゴールド)が買われている訳ではないのです。
為替を見る目を【日本円】から【米国ドル】に置き換えて、世界の通貨を見れば全く違った為替市場が見えてきます。
CNN電子版が報じていましたが、「ドル スカイロケット(急上昇)」という見出しの意味がわかってくるのです。
本当の世界経済の姿を見るには、新聞の見出しをうのみにするのではなく、世界の外為市場、世界の報道機関を知るべきだと言えます。
そうすれば自ずと見えてくる世界も違ってきます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/archives/696444.html
Nevadaブログより~
* このブログの首尾一貫した主張は「腐ってもドル、ユーロは崩壊する」というもの。いずれ日本円に対しても上げてくる。確かに円以外に対しては、暴落していないのは事実。しかしながら、玉蔵氏、tt氏なども指摘してますが(私では残念ながら、チャートの見方がわからない(^^ゞ)、アメリカ債(トレジャリー=ボンド)の大暴落は近いかもしれない。危機的状況、レッド=ゾーンに突入しているそうだ。そうなったら、USドルは紙屑になると思うのですが・・・実際に、そのような連邦政府デフォルト宣言?シナリオの裏情報もある(真実かガセかはまだわからない)。
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ロシア政治経済ジャーナル No.564 2009/2/1号
現在、世界の通貨体制については、三つの考えがあります。
・ドル体制を維持する→アメリカ、日本などが支持
・世界共通通貨をつくる→イギリスが支持
・複数の基軸通貨をつくる→ロシア・フランス・ドイツ・中国・中東産油国
などが支持。
しかし、ドル体制の永続はすでに難しいでしょうから、選択肢は二つと
いうことになる。
私は、ドル・ユーロ・円・人民元・ルーブルなど、複数の基軸通貨が併
存するのがいいと思います。
世界共通通貨を作ると、世界通貨を発行する機関がつくられるでしょう。しかし、権力は必ず腐敗する。世界通貨を発行する機関が腐敗した場合、人類にありえないほどの災厄をもたらす可能性があります。
(注:これが、黙示録で言うところの「獣の刻印」の可能性が大 by zaakai)
要するにプーチンさんの本音は、
1、アメリカによる一極支配はもうダメ
2、複数の大国による多極世界をつくりたい
3、そして、ロシアがその一極になりたい
ということですね。
そして、時代は間違いなく、一極世界から多極世界に向かっている。
なぜでしょうか?
アメリカの一極支配継続を望んでいるのは、日本・イギリス・イスラエル・
東欧くらいしかいない。
その他の、EU・中国・ロシア・インド・ブラジル・中東産油国等々の本音は、
「自分も極になりたい」。
それで、一極支配の崩壊は不可避な流れなのです。
http://archive.mag2.com/0000012950/20090201012316000.html
長いのでキーポイントを一部引用抜粋~
* 北野氏の持論は、もはやドルは基軸通貨の地位を維持するのは不可能。黙っていてもアメリカは没落する。氏の社会循環論というか覇権移譲論、歴史観から見てもそうだと言います。基軸通貨がいくつかできるのは歴史の必然であるという。
確かにアメリカの財政事情から言って、いつまでもドルを刷ってりゃ、いくらでも返さなくていい借金ができるとも思えませんし、聖書の預言から言っても、ドルはいずれ崩壊すると思われる。しかし今の時点ではまだ?ユーロより、ドルの方が有利かな?とも思う。
私的には、何かドラスティクな人類史上稀に見る出来事があって、ユーロもしくは世界共通通貨へと移行する気がしなくもない。
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ということで、独断と偏見で私、ザアカイが彗眼の持ち主と見るお二方のまったく!ポジションと見解がバッティングするレポートから紹介しました。
この方々の背景なりスポンサーがわからぬゆえ、どこまで本音で話しているのかはわかりませんが、今までの経緯からいって、その予測力、分析力には定評があると見ます。
ちなみに藤原直哉氏は「アメリカが世界的大量消費を一手引き受けで出来なくなったからには、世界大恐慌は必然、今年後半から来年前半に景気が回復するなど、大嘘つきのコンコンチキ」と言ってます。よって、ドルの一人勝ちもないと言いたいのでしょう。昔(15年以上前)早くから、アメリカは、連邦政府の棚上げ、いくつかの州に分裂するかもしれないとも著書で書いてました。
もう一人、性格はともかく?分析と予測には前出3人に引けを取らない副島隆彦氏も「日本はアメリカに抱きつかれ心中する。恐慌前夜である。」としているし、この方もドルの一人勝ちは想定していないことでしょう。「多極化」という言葉は毛嫌いしていて、「ブロック化」ということから、いくつかの基軸通貨ができると想定しているのでしょう。
去年8月のグルジア紛争を覚えていることと思います。そのあとロシア株式市場とルーブルが大暴落を演じました。
ロシアのグルジア介入がロシアの信用をなくして、暴落のきっかけとなったという分析は、私もあまりにも短絡的、表層的な見方だなとは思ってました。
何でも裏情報によると
ロシアがアメリカ債を叩き売ったらしい。その報復としてロシアの株式市場とルーブルが炎上したらしい・・・
裏を取ることは出来ませんが、十分ありうることだったでしょう。その後、ロシア経済の生命線とも言うべき、原油市場が大暴落して、1バレル=150ドルから今、35~40ドルくらいでしょうか?ロシアは株がダメでも石油で食っていけたわけですが、これで事実苦しくなった。明らかなる米英イスラエル=世界ユダヤ帝国の逆襲ですよ。
詳しくはRPEを読んでいただくとして、ダボス会議にはオバマ政権からの大物は、参加してません。プーチンさんは、アメリカに対し「世界経済がこうなったのは、アメリカのせいだ!」と集中砲火を浴びせたようです。中国も今はまだ、ロシアの味方でしょう。
おそらくですが、エリツィン時代にボロボロにされた、プーチン率いるKGB軍団ロシアとしては、西側の言うことを聞いていたのでは、自分がヤラれる。シベリアの強制収容所行きだ!(事実、西側のユダヤ金融財閥の代理人ユコスのホドロコフスキーをしょっ引いて、シベリア送りにしてますから)と身の危険を感じたから、西側のユダヤ国際金融財閥と戦う決心をしたのだと思われます。最近このように考えるようになった。
ポールソン前財務長官が、退任間際に、中国と喧嘩別れ。続いてガイトナー財務長官が「中国は為替操作している」と火に油を注いでしまったため、中国がアメリカ債を売り浴びせるリスクすらあるようです。NWOとしては案外、願ったり叶ったりかも知れませんがね。
で、真実はどうなのよ?ということなのですが、これがまた難しい!かたや資産家のアドバイザー業務で飯を食ってるようだし、一方はロシア在住のジャーナリストで、ドルはすべて処分して、ユーロ、日本円、ルーブルでポートフォリオを模っていると言っているし(-_-;)・・・
このあたりが私の「素人にわか金融評論家」としての限界です。
そこでわからなくなったらどうするか?私としては聖書とキリスト教に指標を求めます。
エゼキエル書 38章(英米イスラエル VS ロシア、イランとその連合軍?)
黙示録のバビロンの大淫婦の記述(NY もしくはユダヤ国際金融財閥)
以下、聖書ではないが
アルメニア少年の手紙
(知らない人のために書くと、オスマン帝国が攻めてくるとの神からのメッセージがあった(実際、アルメニアを脱出して難を逃れた)。そこでアメリカへと渡った。それからまた啓示があり、「もう一度アメリカから逃れよ」との神からのメッセージを書いた手紙があるらしい。子孫が持っているそうだ。何でもこの手紙の前には、抜身の剣を持った天使が封印された手紙に対し、睨みを利かせているから、「その時」にならないと、封印を解けないらしい・・・私としてはそろそろだと思うのだが。ちなみにデモス=シャカリアンとかいう組織が今現在絡んでいるらしい・・・何でもイルミナティのにおいがプンプンすらそうだが。しかしながらその経緯から言って、手紙の信憑性はかなり高いと私は見る。)
アメリカ下院秘密会議文書
あたりでしょうか?
実際に、ロシアはかなり追い詰められているはず。原油価格が暴落しているのも、ロシア、イラン、ベネズエラなどの反米の急先鋒諸国や、最近、楯突きぎみの湾岸諸国に対する、連中の価格操作=罠なのでしょう。
うがった見方をするならば、経済が好調のときは平和がいい。しかしリーマン=ショック以来風向きが変った。
歴史を紐解くならば、
バブル崩壊→恐慌→戦争というサタンの罠のサイクルは、今なお生きていると言わざるを得ない。
今ロシアは、手負いの熊のごとく、国家存亡をかけて爪を研いでいると見るのは、私だけでしょうか?
今のロシアであれば、「黙ってやられる」という選択肢はとらないような気がする。アメリカと刺し違えても、民族の生き残りをかけてやるような気がする。今の状況が、アメリカとイスラエルに対する「ゴグ、マゴグの乱」に発展するかかどうかは、まだわからない・・・可能性としてはありえると思う・・・
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コメント
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こんばんは
今日の礼拝、マルコ10章、乞食で盲人のバルテマイについてでした。いままで聖書の登場人物で、自分にぴったりだと思う人はいなかったったんですが、改めて聞いてこの人が一番自分に近い、ぴったりかも?と感じました。
Nevadaブログ、近々顧客限定になるそうですね。自分も顧客になってネバダレポートを入手し続けようかと思いましたが、神雕侠侶をみているとこの世のことがなんだかどうでもよくなってきました。世間の批判を意に介さず二人の世界を求め続ける二人、理想です・・・。自分もイエス様から「お前の役目は終わった。もういいよ。」といっていただくまでなんとか持ちこたえるよう祈るだけです。
ユーロについては、加盟各国の意思統一の乱れにより、アメリカと比べて経済危機に対して迅速な行動がとれず、実体経済の悪化を招いていることなどでにすでに批判の声が出てきているようですね。黙示録から見る限り、最終的には世界統一通貨が目的なんでしょうが、紆余曲折がありそうですね。ユーロがダメということでヨーロッパの統合を進める原動力としつつ、ドルも国債バブルを積み重ねることで最後はそれがはじけて最終的に世界統一通貨へ持って行くのかなと思ったり・・・。
ロシアは南オセチア辺りでいまだグルジアとくすぶっているようですね。ロシア兵士がグルジア軍に誘拐されたりとか・・・。ドイツのテロ予告も気になりますが、予告しておいて実現するのはとても難しいことだろうとも思います。それができるのはルパン3世くらいかな?なんて・・・
ガラスの仮面、少女コミの金字塔、なんですね。紅天女の配役がいまだ決まっていない、マヤさんと速水さんが未だ思いを打ち明け合っていない、というのも信じられないです。ファンの方は相当忍耐が求められているんでしょうね。まるで御国を待ち続けるクリスチャンのようです。ちなみに宣伝合戦じゃないですが射雕英雄伝シリースも「中華文明圏の13億人でその名を知らない人はいない」と言われる名作です。男女の恋愛も極めていけば十字架の愛に近づいて行くようですね。主体的な相思相愛、試練、相手のためなら命をも惜しまない姿勢・・・それらが真実に近いからこそ人の心を打つんでしょうね・・・
投稿: たろ | 2009年2月 2日 (月) 01時42分
たろさん、こんにちは。
>自分もイエス様から「お前の役目は終わった。もういいよ。」といっていただくまでなんとか持ちこたえるよう祈るだけです。
→私も一日も早くこの日が来ることを待ち望みたいですね。
「この世のことなどどうでもいいや」と・・・私も吹っ切れる時がないわけではありません。でも持続しませんね(涙;)。365日24時間、この心境を維持できるならば、思い煩いなどなくなるのにねえ。
世界情勢は本当に複雑怪奇、私もよくわかりません・・・というか、評論家諸氏もわかっているフリをしているんでしょうね。本当にわかっていりゃ、予測があんなに外れるはずありませんから(笑)。よって、聖書預言となると尚更。
最近思います・・・「子羊通信」というブログタイトルが泣いている・・・などと。「偽善者通信」の方が良かったりして(涙;)
>主体的な相思相愛、試練、相手のためなら命をも惜しまない姿勢・・・それらが真実に近いからこそ人の心を打つんでしょうね・・・
→違いないですね。
投稿: ザアカイ | 2009年2月 2日 (月) 13時46分
みなさん、こんにちは。浅間山が今日未明、噴火したようです。
降灰を東京・千代田区でも確認したと気象庁は2日、群馬・長野県境の浅間山の噴火で長野県軽井沢町のほか、東京都千代田区、同福生市、同府中市、同昭島市、同立川市、横浜市など関東地方南部でも降灰が確認されたと発表しました。
浅間山の噴火による降灰が千代田区で確認されたのは2004年9月以来だといいます。
『浅間山の噴火と大地震には何か関連性があるのではないしょうか』
じつは、前回 浅間山が噴火した年 2004年9月1日、14日~18日、23日の同年、10月23日には(土)17時56分に新潟県中越地方を震源として最大震度7を観測した新潟県中越大地震が発生しました。
わたしが思うに、今回の浅間山の噴火も大地震が起こる前の前兆ではないかと? 春3月~4月頃に関東甲信越地域で大きな地震が発生するかも知れません。
余計な御世話かもしれませんが気になったのでお知らせしました。みなさん 今後くれぐれも注意してください 万が一ということも有りますから・・・
それでは みなさん お元気で (^_^)
投稿: 使徒 | 2009年2月 2日 (月) 14時19分
ザアカイさんこんばんは。
ここはザアカイさんをはじめ住民の皆さんが色々と、あちこちから情報を持ち合って来ているのでコメント欄まで楽しみに読ませてもらってます。
以前コメントしようとしたら、相当下のほうになっちゃうので、遠慮して素通りしちゃいました。(ついこの間ここにきたら、だれもコメントしてなかったのでまたまた素通りしちゃいましたとさ・・・w。)
ロシアはこれから目が離せないでしょうね。やっぱりロシアは何かしてたんですね。つまり、アメリカ国際を売ったことによりいじめられたんですね。多分。
はたしてプーチンは我々の味方でしょうか、それとも単なる政治家でしょうか。(グローバリストの敵は必ずしも我々の味方ではないですからね。)
あるいは、裏ではみんなグルになってるのかも・・・。
なんだか最近、何でもありうる気がしてきました・・・汗。
投稿: モトイ | 2009年2月 2日 (月) 23時03分
モトイさん、こんにちは。
コメありがとうございます。しょうもないブログですが、多少なりともお役に立つのであれば、どうぞご参照ください。
>あるいは、裏ではみんなグルになってるのかも・・・。
なんだか最近、何でもありうる気がしてきました・・・汗。
→そうなんですよ・・・だからなかなか断定的に結論付けることが出来ないわけで(涙;)
私としてもロシアの動向を見定めるまでは、なんとかブログ続けたいと考えております。
我が人生を賭したライフワークというと・・・おおげさですが(ーー;)
投稿: ザアカイ | 2009年2月 3日 (火) 11時16分