フリッツの手紙から~再掲
しばしの・・・かりそめの平和・・・なのでしょうか?穏やかなお盆です。ブログを始めた頃、一度紹介しましたが、ここでもう一度読んでいない方のため、再掲しようかと思います。
フリッツ=スプリングマイヤー兄弟・・・わがブログの読者であれば知っている方もいるのではないかな?と思います。小石牧師に情報提供してくれていた、勇気あるキリストの兵士の一人です。彼は今政治犯として、オレゴンの刑務所で牧師の奉仕をしているようです。
つくづく思うのですが、真正のキリスト者というものは、裏情報の提供、闇の暴露の仕事ばかりではなく、その奥底には、何物にも変え難い・・・真実なる“キリストの愛”なるものが根を張って、永遠に生き続けているものなのですね・・・
蛇のように聡く、鳩のように素直であれ~とのマタイ伝の聖句のように、神の愛と神の知恵が宿っているのです・・・
もう1年以上前になりますが、彼からのこの手紙の言葉は・・・滅びることなく、これからも永遠に生き続けるのではないでしょうか・・・訳が下手で恐縮なのですが、お許し願いたい・・・
~以下抜粋~
狂気に満ちた現代社会において、あらゆる痛みや苦悩の中で、
私たちにとって必要な事は、私たちの歩みが嵐の渦中にあるにもかかわらず
その真っ只中においても、神は人知れず静かに働かれるという事を知ることです
“私たちは、四方から艱難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰まらない。迫害にあっても見捨てられない。倒されても滅びない。いつもイエスの死をこの身に負うている。それはまた、イエスの命が、この身に現れるためである。“2コリント4:8-10
しかし、私たちが心得るべきものは、自分を憐れむこと、苦悩、絶望に焦点を当てる事ではなくて、神が私たちのために、計画しておられる事を知ることなのです。
もちろん私たちはそれぞれ問題を抱えています。そして精神的に解決する、それらの問題を主を賛美することによって葬り去ろうとする試み・・・残念ながら、そのことによって完全に消し去る事はできません。しかしこれだけは憶えて下さい・・・これらの事によって、神の全能なる力は、私たちの生命の中から素晴らしいものを、私たちを鍛える事によって、生み出してくださいます。私の言っている事がわかりますか?
~中略~
あなたに仲間として、友と呼べる兄弟、姉妹がいつも一緒に歩んでくれますように。私は、笑いが主を栄光で輝かせ、疑いが起こった時でも信じ続けること、悲しい時の笑顔、あなたの命を完全なものにする愛、自分自身をよりよく知る勇気、すばらしき主を、よりよく知る信仰のために祈ります。
友よ!
愛ある限り、私たちはすべて同じ者です
私は夜、星空を見るのです
私は、まるで神が夜空に描いた絵であるように
星が上空に輝く時
神は愛を持って、オリジナリティーを大切にしながら
星をそれぞれに創造し
一つ一つそれぞれの場所に置かれたと確信します
神のなされた業の傑作はそのすべてになされています
神がそのような方法でもって 私たちに
同じ事をしたと考える事はできないでしょうか?
それは、あらゆるところに神の子をちりばめ
神は私たちを個別にそれぞれ違った姿に造り上げたということです
しかし、その心の思うところは似たようなもので
そこでは真実が語られるのです
私たちは見かけはみんな違いますが
同じ者なのです
あなたは、あなたが私のようであるように
私が丁度あなたのようであるという事に
気づくでしょう
なぜなら共通の絆を持っているから・・・
そして私たちを創りあげている部品は
すこぶる純粋でシンプルなのだから ・・・
それを何と呼ぶか知っていますか?
父なる神の愛と呼ぶのですよ・・・
by Fritz
(私がアーミッシュに居た時、私の婚約者は「星というのは、天に於ける招命された聖人である」という言葉を思い出します。身体的なものではなくて、霊的な真実です)
ー以上引用ー
これが本物のキリスト者というものなのです・・・
私みたいなのは欠陥商品、失敗作の代表例みたいなものなのです・・・
どうぞみなさん・・・
このことを憶えて下さい・・・キリストの栄光を顕す器とは、彼のような人をいうのです・・・
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