あとはきっかけだけ?~再び浮上したイランー19
ザアカイです、しかしそれにしても・・・消えては浮上し、浮上しては沈んで・・・イラン空爆のことです。時期はともかく、私はある!とよんでます・・・我がイランシリーズのバックナンバーも19番・・・ワッチャーやるのも楽じゃありません。
「戦争を煽って金儲けを企んでいる連中の茶番、本気でやるわけないよ(笑)」と言う見方があるのも知ってます、が、イランをたたいておかないと、ドル覇権体制が崩壊する!ただでさえ、NY市場がきな臭いわけだし。ジャイアン(どらえもんに出てくる)国家としてのプライドにかけてやるんじゃないでしょうか?中東をイランに支配されて黙っているような腑抜け国家じゃないでしょう。世界に対して示しがつかない!大イスラエル国家の成就という、もうひとつの目標もある!アメリカという国を侮ってはなりません。何としてもまず相手に足を踏ませて、「やりやがったな~!」と往復びんたの雨あられ、そしたら顔面に蹴りを入れて・・・などと考えているんじゃないでしょうか・・・今までそうやって来ましたから。
さて、ここでもう一度、今目の前にある危機のおさらいをしましょう。
繰り返しになりますが
○アメリカでのテロ
○サブプライム問題をきっかけとする、世界経済のクラッシュ
○イラン侵攻
○アメリカ国内での戒厳令の発布
すべて世界最凶のならず者国家(バック=トゥー=ザ=フューチャー3に出てきた悪役、マッド=ドッグ=タネンみたい、若い人この映画知ってるかなあ?)=アメリカ発です(-_-;)・・・
それでは記事の引用へと移ります
イランのテロ支援に警告 米大統領「タリバンに武器供与」
8月29日16時36分配信 産経新聞
【ワシントン=山本秀也】ブッシュ米大統領は28日、ネバダ州で開かれた米国在郷軍人会の年次総会での演説で、イランのテロ支援活動が「どの国でも治安への脅威となっている」として、武器供与を停止するよう求めた。大統領は、同国の支援対象がイラクなどのイスラム教シーア派武装組織のほか、アフガニスタンの原理主義勢力タリバンにも及んでいると指摘し、「支援をやめるまで米軍を守るために必要な措置を取る」と警告した。
イラクなど中東地域の安保情勢に関する演説で、ブッシュ大統領は対テロ戦争の最大標的である国際テロ組織アルカーイダと並ぶ形で、イランの脅威を強調した。イランのタリバン支援に関する情報は、これまで疑問ともされてきたが、大統領はアフガン駐留米軍などへの攻撃に使用される武器を「イランが提供している」と言明した。 シーア派武装組織への支援活動として、大統領はイラク、レバノンの武装組織への武器供与や要員派遣に言及。米軍の死者が3700人を超えたイラクでは、これまで指摘されてきた路肩爆弾のほか、イラン製の240ミリロケット砲を最近、イラクで押収したことを明らかにした。 AP通信によると、イラク駐留米軍は28日、バグダッド市内のホテルを急襲し、イランの派遣要員6人の身柄を拘束した。米軍は今年1月にもイラク武装組織の訓練に関与したイラン要員を拘束しており、大統領の表明したイランの支援活動への抑止活動が現地で強まっているもようだ。 大統領は同盟国と協力して、テロ支援を続けるイラン当局を孤立に追い込むと強調。米側の強い危機意識は、テロ対策特別措置法の延長問題など、日米同盟にも影響が予想される。 * ブッシュやチェイニーは「アメリカの若者の血が流されるのはイランのせいだ!」と言いたいようですが、そのような状況をつくり上げたの誰よ?と私は言いたい。それと確認は取れていませんが、路肩爆弾・・・米軍の自作自演テロのやらせだ!という話を聞きました。全部が全部じゃないとして、あの国のこと、CIAあたりがやっているんじゃないんでしょうか?それとアルカイダはおそらく、CIA、モサドの別働隊じゃないでしょうか?だから仮に、アメリカ国内でアルカイダによるテロがあったとして・・・やはり自作自演と私は解釈します。
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米大統領、イラン脅威強調 イラク撤退圧力に反論
http://www.usfl.com/Daily/News/07/08/0829_005.asp?id=54898
ブッシュ米大統領は28日、ネバダ州リノで演説し、イラク国内のイスラム教シーア派民兵組織を支援しているとしてイランの脅威を強調、「イランが支援する武装組織によって国の大部分が支配されたイラクを想像してほしい」と述べ、駐留米軍撤退を求める内外の圧力に反論した。
ブッシュ政権はイラン革命防衛隊のテロ組織指定を検討中。大統領はイランに一層の圧力を加えると同時に、イラクでの戦いはイランとの戦いであり、敗北すれば中東全体に重大な影響が及ぶと訴えた。
イランの脅威に関しては、革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」がシーア派民兵組織に武器や資金を供給し、イラクで米軍や市民への攻撃を仕掛けていると指摘。「イランの行動はあらゆる国の安全を脅かしている」と非難し、活動を止めない限り「米軍を守るため必要な行動を取る」と対決姿勢を鮮明にした。(共同)
* おそらく今のチェイニー=ネオコン政権は、意地でもイラクから兵を撤退することはないでしょう。カール=ローブ大統領補佐官が辞任しましたが、火の粉が自分の身に降りかかる前に・・・などと考えていたのかもしれませんね。コンドリーサ=ライスにしたって、しょせんネオコン陣営の“ブレーキ役”を演じているだけじゃないのかな?
それにしてもブッシュも趣味が悪いねえ!ライスのどこがいいんでしょ?ま~だ愛人関係続いてるんでしょうか?ローラ婦人は愛想尽かしてるとか?やっぱりわたしゃ~、多少歳くってても、ヒラリーちゃんのほうがいいなあ~・・・ってこんなことばかり書いていると、私もいつか墓穴掘るかも(T_T)。
イラン大統領イラク'支配'に自信 サウジに協力呼びかけ
8月30日8時1分配信 産経新聞
【カイロ=村上大介】イランのアフマディネジャド大統領は28日、イラクにおける米国の影響力は崩壊しつつあり、イランがその後に生じる力の空白を埋める用意があると語った。米国は、イラク情勢に関連しても、イランを国際テロ組織アルカーイダと並ぶ「敵」と位置づけており、イラクへの影響力拡大の意図を明確にしたともいえる大統領の発言に懸念を強めることになろう。
大統領は首都テヘランで約2時間にわたる記者会見を開き、「イラクの占領者(米国)の政治的な力は急速に破壊されつつあり、極めて近い将来、この地域には巨大な権力の空白が生じるだろう」と指摘したうえで、「イランは域内の友好諸国やイラク国民の支援を得て、この空白を埋める用意がある」と語った。 大統領は、協力できる国の一つとして、スンニ派の大国サウジアラビアを挙げ、同国に対し、イラク問題での協力を呼びかけた。 イラク駐留米軍の撤退は本格的内戦突入などイラク情勢のさらなる混乱につながるのは必至だが、米国内ではイラク撤退論議が高まっており、大統領の発言は「近隣諸国の対応の必要性」を指摘したものともいえる。しかし、サウジなど湾岸アラブ穏健産油国にとって、域内でのイランの影響力拡大は強い懸念材料でもある。 一方、米国がイランの精鋭部隊である革命防衛隊をテロ組織に指定する準備を進めているとの報道について、アフマディネジャド大統領は「それに見合った反応があるだろう」として、対抗措置を予告した。 また核開発疑惑については、国際原子力機関(IAEA)との合意成立で「解決した」と強調。国連安全保障理事会がこれ以上の対イラン制裁を科すことはできないとの見方を示した。 * もう一つのアメリカの言いがかり。核の脅威が今ひとつ効果がないとなると、今度は、テロの脅威=イラクの治安が悪いのは、イランのせいだ!と持っていくんでしょうか?
それにしてもアフマディネジャドのおっさんも、相変わらず強気ですね。ベネズエラにチャベス大統領という同志。そして親分としてプーチンさんがいるからでしょうか?
それとも、自分はイスラムの終末にあわられるメシア=マフディであると考える原理主義者の妄想狂なのでしょうか?
一つの仮説としてですが、来年3月あたり、ロシア大統領選挙のドサクサ紛れにやりそうな気がしなくもありません・・・そうしたらプーチンも非常事態宣言、大統領辞められなくなるでしょう。
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まずは、イラン革命防衛隊をテロ認定しないことには始まらないでしょうか?しかし!その時は事実上の宣戦布告として捉えていいかもしれません・・・
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コメント
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完全なる第3者的な物の見方でテロがあるとか無いとか、そこに至るまでの分析も結構ですが、テロが起これば人の命が失われます。人生を全うする事無く恐怖に怯え死んで行く幼き子供達。せめて子供だけでもと強く思いながらも容赦なく殺されてしまう大人達。一瞬で死ねるならまだ人体的な苦しみも少ないかもしれないけど腕や足をふっ飛ばされてもがき苦しんでいく子供や大人や動物達。そんな人々の姿を想像出来ますか?絶対にあってはならない事なのです人殺しは。そのうちに自分には関係無いと思ってる人間にも同じ苦しみが訪れる時が来るかもしれません。あなたがたは神に何を祈っているのでか?自分の事だけですか?地球の平和、宇宙の平和を願いましょう。そして出来れば小さな事からでも行動を。
投稿: | 2007年8月31日 (金) 19時33分