6番目の封印(sixth seal)=7つの雷~各論Ⅰ
子羊が第六の封印を解いた時、私が見ていると、大地震が起こって、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、
天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落とされるように、地に落ちた。
天は巻物が巻かれるように消えていき、すべての山と島とはその場所から移されてしまった。
地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。
そして、山と岩とに向かっていった、「さあ、われわれをおおって、御座にいます方の御顔と子羊の怒りとから、かくまってくれ。
御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか」。
黙示7:12~17
七つの雷が声を発した時、私はそれを書きとめようとした。すると、天から声があって、「七つの雷の語ったことを封印せよ。それを書き留めるな」と言うのを聞いた。
それから、海と地の上に立っているのを私が見たあのみ使いは、天に向けて右手を上げ、
天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられる方をさして誓った。「もう時がない。
第七のみ使いが吹き鳴らすラッパの音がするときには、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される」。
黙示 10:4~7
ウェインランド師の本から今日は、各論Ⅰとして、7つの雷について書こうと思います。今は第六番目の封印が開かれ、7つの雷が7番目の封印へと誘う時である。霊的雷が鳴り響き続いている。使徒ヨハネは7つの雷については啓示されなかった。私の時になって初めて神から啓示があったということです。
六番目の封印の内容はたとえだと思われます。何のことだかわかりませんが、本を読んだあとなので、イメージ的には何となくわかります。
そして本当に“もう時がない”のでしょうね。世界とわが日本を見渡してもそんな気がします。明らかに2000年以降、時代は変わってしまったと感じます。
さて、7つの雷ですが列記すると
1. 2001年の9.11テロ事件の発生
これをもって6番目の封印が開かれたそうです。アメリカ政府の自作自演か、アラブのテロなのかは、ここでは関係ありません。起こったことに意味があります。今思えばこれが終末への突入の合図だったのでしょう。
2. 地震の多発
確かにこれは世界的に見ても多いですね。日本でも中越地震がありました。スマトラ沖の地震による津波被害は記憶に新しいです。なおデビット=メイヤー氏の「ラスト=トランペットニュースレター3月号」には、世界的に火山の活動が活発になっているとの記事が載っていました。それから日本のマスコミは無視でしょうが、ニューヨークの原因不明の硫黄臭騒ぎ・・・不気味だと言っております。硫黄=火のシンボルらしいです・・・
3. 気候の激変
これは言うまでもなくまさしくその通り。異常気象のオンパレード。単なる温暖化が原因と言うわけでもなさそうです。ハリケーン=カトリーナはその象徴のような・・・巨大竜巻、山火事などもこの部類でしょう。日本においても、異常ともいえる爆弾低気圧の多発・・・こんなの生まれてこのかた私は知らない・・・
4. 経済の激変
これもまさしくこの通り。世界の金融市場は アメリカ主導のグローバルスタンダード、ペテンの代名詞たる株式市場、為替、デリバティブというウォール街のユダヤ金融動物が発明した、多数の時限爆弾が仕掛けられています。債券市場でさえそこまで値動きするの?というのが正直な感想ですね。拝金主義も極まり、いつ何のきっかけで崩壊するか・・・90年代以降日本もおかしくなりました・・・それでも今思えば、90年代はまだよかった。2000年になって、小泉獅子郎、亡国のイー○マ、ケケ中平蔵という亡国トリオにより、日本経済はめちゃくちゃにされ、自殺者が急増、格差、二極化という社会が構築されました・・・世の為政者の理想の社会が実現しつつあります。5月になると三角合併が解禁され、日の丸企業は、軒並みハイエナ害資に買収されることでしょう。政治家連中はご褒美がもらえてウハウハでしょうが・・・そのための残業代カット法案だったのではないかと勘繰ります・・・どこまで一般庶民を卑しめれば気が済むのでしょうか。藤原直哉氏の言葉を借りれば「最果ての資本主義」というところでしょうか。氏は10年前にデリバティブの破綻をすでに警告していました、まだ実際には起こっていませんが・・・(大転換 総合法令 ’95年 参照)・・・私はこの本で目が覚めました、我々は今まで騙されていたのだと!
そしてキリスト者になるきっかけを与えてくれたのが、「誰もかけなかった悪魔の秘密組織~イルミナティ」 (小石泉著 第一企画出版 ’96年 4冊目 絶版 )
こうして考えてみると、バブル崩壊は私にとって福音だったようです。
所詮人間による統治などこういうものなのでしょう。それは資本主義にしても共産主義にしても同根。「人間による人間の搾取」の一言に尽きるのかと・・・私も本音を言わせてもらえば、「もう疲れたよ、パトラッシュ・・・」の一言に尽きます。後ろ向きかもしれませんが、生き残ろうが、この世の命を失おうが、今よりは楽になれるのではないか?どちらにせよ、人間の支配が終焉するならそれでいい、もうたくさんだ、などと考えてしまいます・・・
いかんいかん!経済の話になると、やけくそで、つい熱くなってしまう。
5. 教会関係、政治家の死(有名人)
ということです。政治家では去年ジェラルド=フォード元アメリカ大統領、サダム=フセインと二人の巨星が亡くなりました。これからも大物の死があるかもしれません。考えたくありませんが「暗殺」と言うことも・・・
教会関係の大物は今のところ?ですが、福音系のテレバンジェリスト、第三の波系の大物がひょっとしたら・・・それから例外的にローマ教皇は最後まで生き残るそうです。あと5年くらいとすると、ひょっとしたらベネディクト16世はラストポープ?かも。ここまで来ると、あとはいないかもしれません、見るからに西洋やくざの親分、人相悪いし・・・じゃあどうなるのか?キリストの再臨の時、偽預言者(第二の獣)として、世を惑わした最大の犯罪者の一人として、地獄の業火に投げ込まれるそうです・・・怖い・・・
6. 教会と世界に関しての、終末の預言者の啓示が開かれる
これはロナルド=ウェインランド師によって、証しされましたが、
7. これからますます人間に対して神の啓示が開かれる
らしいです。
おそらくですが(私の推測)、ウェインランド師ですらまだ開かれていない啓示があると思われます。また開かれていたとしても今はまだ、黙っておけというものもあろうかと思われます。
このことは、七番目の封印が開かれて、アメリカが炎上してからも続くと書いてあったような・・・記憶が不確かですみません。
そして師はつぎのように言っています
Unless humbled , man will not listen to God.
人間は卑しめ辱められないならば、神の声を聞こうとしないであろう。
と・・・・・
私事で恐縮ですが、私もそれなりの家で生まれ、それなりの人生を歩んできたつもりです。私の場合、経済的な要因ですが、落ちぶれ卑しめられ、屈辱を経験し、自分の無力さを思い知らされ神に対し顔を向けた一人であります・・・
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