本気か?それともハッタリなのか?~再び浮上したイランー4
今年に入り中東情勢が騒がしくなってきました・・・米軍原潜と日本のタンカー接触事故も、すでに米軍のペルシャ湾をにらんでの結果起こった事故であることでしょう。
今の時点で軽率な発言はできないので、深入りしたコメントはしません・・・
とりあえず気になる記事を列挙します
A. イラン空爆を計画? イスラエル、核開発に反発 英紙報道
1月8日8時0分配信 産経新聞
【ロンドン=蔭山実】イランの核開発に反発するイスラエルがイランの核関連施設を空爆する計画を練っていると7日付の英日曜紙サンデー・タイムズがイスラエル軍筋の話として伝えた。小型の核爆弾の使用も想定し、すでに空軍兵士らが訓練を始めたという。イスラエル放送によると、イスラエルの安全保障当局者は報道内容を否定した。 |
最終更新:1月8日8時0分
*私が思うにおそらく、最終警告、もしくはアメリカが動かないので、イスラエルが痺れを切らして既成事実を構築するつもりか?それとも話はついていての同盟国へのサインか?
いずれにせよ、スクープ記事などではなく、許可のもとでのリークなのは間違いないでしょう。
B. ◆ブッシュ大統領、10日に新たなイラク政策を発表 1月9日 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000895-reu-int
[ワシントン 8日 ロイター] スノー米大統領報道官は8日、ブッシュ大統領が米東部標準時間10日午後9時(日本時間11日午前11時)に国民に向けて演説し、新たなイラク政策を発表することを明らかにした。
同報道官は「ブッシュ大統領は、イラク問題や世界的な対テロ戦争に関する今後の計画について演説する」とし、ホワイトハウスが米テレビ各局に中継を依頼、放送局側がそれを検討していることを明らかにした。
大統領は政策の最終調整を行っているという。政府当局者によると、イラク駐留米軍の最大2万人の増派が盛り込まれる見込み。
*単なるイラク対策ではないことでしょう。
C. □アメリカの戦争シフト [非公式情報 第230号]
http://www.mailux.com/mm_bno_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA&bno=20070110015543
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アメリカの戦争シフト
ByStrangeLove
アメリカの戦争シフトが問題になっている。イラクへのアメリカ軍増派に反対していた将軍が追い出されたほか、この増派シナリオを書いた人物が1995年に朝鮮への核攻撃を主張していたJ.D.クローチだということが判明、しかも新しく国家情報長官に選ばれたマイケル・マコンネルは国民監視システムを開発している軍需企業の重役で、戦争なしには生きられない種類の人間。ジョージ・W・ブッシュ大統領を担いでいるネオコン/イスラエル/キリスト教原理主義者は相変わらずイランへの核攻撃を目論んでいるようだ。ソマリアではアメリカが空爆を開始、追い詰められたこのグループは戦争に活路を見いだそうとしているようにも見える。
イラクやアフガニスタンに対する侵攻作戦でアメリカの軍事力の限界が明らかになってしまった。イラン政府などはアメリカの攻撃を待っていると言われているほどだ。昔から言われていることだが、高額な「ハイテク兵器」は実戦で期待されたほどの威力は発揮しない。にもかかわらず、ブッシュ政権は軍事力に頼ろうとしている。こうした時期に日本では「防衛庁」が「防衛省」に「格上げ」された。最悪のタイミングだと言わざるをえない
*やはりブッシュが大統領をやっているうちに?か・・・
D.イランと北朝鮮の金融面でのつながり、ミサイル技術拡散の恐れ=米財務省
1月10日7時31分配信 ロイター
[ワシントン 9日 ロイター] 米財務省のレビー財務次官(テロ・金融情報担当)は9日、ミサイル技術や大量破壊兵器の拡散を助長する可能性があるイランと北朝鮮の金融面での結び付きに対し、懸念を表明した。 *いよいよアメリカによる金融制裁発動です |
E. 欧州向け供給が停止=ベラルーシ経由のロシア原油【時事】
【モスクワ8日時事】
タス通信によると、ポーランドのテレビ局は8日、ベラルーシ経由のパイプラインによるポーランド、ドイツ向けのロシア産原油の供給が同日未明、停止したと伝えた。
ポーランド政府当局者は「パイプラインの原油供給に問題が起きている」と指摘したが、原因などは不明。
ポーランド側はベラルーシの石油会社に事情を問い合わせているが、まだ回答がないという。
最終更新:1月8日20時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070108-00000073-jij-int
F. プーチン大統領:ロシア産原油の減産を模索、パイプライン閉鎖に続き (ブルームバーグ)
プーチン大統領:ロシア産原油の減産を模索、パイプライン閉鎖に続き (ブルームバーグ)
2007年1月10日(水)01時36分
1月9日(ブルームバーグ):ロシアのプーチン大統領は9日の閣議で、同国政府は「ベラルーシ経由の送油問題に関連し、原油生産削減の可能性を探るため、国内石油各社と協議する必要がある」と述べた。同国はこれより先に、ベラルーシへの報復措置として、主要な原油輸出パイプラインを閉鎖している。
ロシア国営の石油パイプライン会社、トランスネフチは8日、ベラルーシのルカシェンコ政権が原油を流用していると非難し、ドゥルジュバ・パイプラインを閉鎖した。これにより、ポーランドとドイツ、スロバキア、チェコ、ハンガリーへの送油が停止されている。
原題:Russia May Cut Oil Output After Closing Main Pipeline (Update1) (抜粋) {NXTW NSN JBLWLA07SXKX
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ロンドン 大河内 啓子 Keiko Okochi Editor:Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: Lucian Kim in Moscow at
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=10bloomberg15ag15O2f2COt8
*イランとは直接関係ありませんが、このロシアの情報気になります。旧ソ連、旧衛生国に対する締め付けか?
旧約聖書エゼキエル書38,39章によると、これらの国は、終末にロシアとともに行動すると解釈されているようです。
9.11テロで、「このようなことができるのは、世界広しといえど、アメリカ、イスラエル、そしてロシアしかない」と言われてきたように、アメリカと素手で殴りあえるのは、ロシアしかないと思われます。プーチンロシア帝国は復活していることでしょう。情報量の少なさも不気味です。
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