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2006年10月11日 (水)

北朝鮮の核実験とこの先待つものは?

 北が核実験をやったようです。泥沼への前進という感じですが、さて、世界はどう動くでしょうか?まず最大の論点として、誰が一番得をするのか?ということですが、言うまでもなくアメリカで決まり。日本を脅かして役に立つかどうかわからないミサイル防衛システムを言い値で売りつけぼったくる。金正日とブッシュが仲良しだとは見ていませんが、北朝鮮を利用して日本から金を巻き上げる戦術は笑いが止まらないことでしょう。また日本のマスコミもアホだから、まんまとプロパガンダに乗せられています。新聞の片隅に「核実験をやったらしい」くらいに無視してりゃいいものを、必要以上に騒ぎ立てるから世間知らずの若者が「日本も核を持ってやり返せ」などと熱くなる。戦場の最前線で戦う勇気も無い者が軽はずみな事を言うのは感心しませんね。相手の思う壺です。どちらにしろ、アメリカは放置プレーに徹するのではないでしょうか?イスラエルに被害は及びませんし。北を使って日本から金を巻き上げ、用済みになったら、あとは中国にお任せくらいなのではないでしょうか?対中国においても、まだ強硬路線をとる時期ではないと思われるので、過激な行動は慎む事でしょう。おそらく北朝鮮は中共に併合されるか、もしくは金正日は失脚、傀儡政権ができるのではないでしょうかね?宗主国の立場からしても、将軍様はちょっと暴走しすぎたので、そろそろ潮時か?くらいに考えているかもしれません。そもそも核実験はなかった!核実験は失敗!という情報もありますが、やった、やらなかったの真偽はともかく、ここまで将軍様のブレーキシステムが壊れてしまうと、世界のジャイアン兄弟(アメリカ、中国)にとっては、もうお払い箱かもしれません。

以下参考記事をいくつか

A. Nevada経済速報10月10日(火)11:10
...2006/10/10(Tue) 11:18:13...

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北朝鮮核実験の米国の反応
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昨日の経済速報で指摘しましたが、今回の北朝鮮核実験の米国の反応は、『あれ?』という程、冷ややかなものであり、USA Today紙に至っては、小さなコラムで事実関係のみを扱うという程度に留まっています。
この理由は、米国が北朝鮮に関心をなくしているからなのです。
アジアはアジアで適当にやっていれば良い、という反応なのです。
たとえ、北朝鮮が暴発しましても直接的に被害が及ぶのは、日本・中国・韓国・ロシアであり、アメリカには殆ど火の粉はこないという判断をしているからでもあるのです。

実際、日本・中国・韓国が混乱しましても、米国としては高みの見物で良いわけであり、後は、どれだけ米国に救いを求めてくるかによって、米軍を“高く”売れるのです。
1兆円か2兆円かは日本・韓国の被害の状況によって変わってきますが、被害が大きければ大きいほど米軍の価値は上がります。

今後第2次核実験が予定されていると言われている今、どのような事態に発展するでしょうか?
詳しくは、非公開情報にて配信させて頂きます。

B. やはりというべきか。アメリカ、より進化したミサイル防衛システムの追加注文を来年初頭に計画
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/501.html
投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 10 月 10 日 19:36:19: edtzBi/ieTlqA

10月10日付け、「Defence Talk .Com」に掲載されている「ロイター」の記事より。

北朝鮮の"核実験”のドサクサにまぎれて、やはりというべきか。アメリカは、9日、北朝鮮の弾道ミサイルを迎え撃つことができるミサイル防衛システムをアメリカ本土からハワイに移し、より進化したシステムの追加注文を来年はじめにロッキード・マーティン社に対して行うことが陸軍協会の年次総会で発表された。

(こんなB級ドラマに、大騒ぎしてはいけない。時間がないので、どなたかもしよろしければ訳してくださいませんか)

C. 【副島預言】 国連5大国の賛成承認を受け、中国人民解放軍が北朝鮮に出動制圧し、金正日政権を崩壊させる
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/442.html
投稿者 どっちだ 日時 2006 年 10 月 11 日 02:03:34: Neh0eMBXBwlZk

この見解に賛成なのではありませんが、面白いので転載します。

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http://www.snsi-j.jp/boards/bbs.cgi?room=sample1

北朝鮮の地下核実験を受けて、急いで仮りに、ここに「今日のぼやき798」番用として書いておきます。

投稿者:副島隆彦 投稿日:2006/10/10(Tue) 07:34:01

副島隆彦です。  今日は、2006年10月10日です。

 昨日、午後8時過ぎに、「北朝鮮が午前10時過ぎに核実験をした」という報道が一斉に始まりました。

私は、この問題について、急いで緊急に「今日のぼやき」に「798」番として書こうと思います。

(転載貼り付け始め)

●「米、制裁決議提示へ=北の核実験「非難」で一致-国連安保理」
時事通信 2006年10月10日

 【ニューヨーク9日時事】北朝鮮による核実験実施発表を受け、国連安全保障理事会は9日午前(日本時間同日夜)の非公開協議でこの問題を討議し、各国は北朝鮮の行為を「強く非難」する姿勢で一致した。各国は同日午後(同10日未明)、実務者レベルの協議を行い、米国はこの中で、国連憲章第7章に基づき、大量破壊兵器の関連物資禁輸や渡航制限、金融制裁などを北朝鮮に科す制裁決議案を提示する方針だ。安保理は、遅くとも週内の採択を目指す。 
(時事通信 2006年10月10日3時0分更新)

● 【中国】中国政府:北朝鮮の「横暴」核実験を強く非難

 中国外交部は9日、北朝鮮が同日に地下核実験を実施したと発表したことについて「断固反対する」との声明を発表した。

 声明は「北朝鮮は国際社会の普遍的な反対を無視し、横暴にも核実験を実施した」と強い調子で北朝鮮を非難。「中国政府は一貫して、朝鮮半島の非核化実現と核の拡散に反対する立場をとっており、北朝鮮が非核化の約束を誠実に守り、情勢を悪化させる一切の行動を停止して六カ国協議に復帰するよう強く求める」とした。

 更に、「北東アジアの平和安定は各方面の共通の利益であり、中国政府は各方面が冷静に対応し、話し合いを通しての平和解決という手段を堅持することを呼びかけ続ける」との方針を示した。(編集担当:恩田有紀 サーチナ・中国情報局) - 10月9日15時6分更新

● ロシアは北朝鮮の核実験を無条件で非難─プーチン大統領=通信社

 [モスクワ 9日 ロイター] ロシアのプーチン大統領は、北朝鮮の核実験を無条件で非難した。各通信社が伝えた。
 同大統領は、閣議で「ロシアは北朝鮮が行った実験を無条件に非難する」としたほか「核拡散防止プロセスに大きな傷がついた」と述べた。
 また、ロシア通信(RIA)によると、ロシアのイワノフ国防相は、北朝鮮が実験した核は5─15キロトン級、との認識を明らかにした。
 インタファクス通信によると、プーチン大統領は、国連安全保障理事会で北朝鮮の核実験に関する討議を行うよう外務省に指示したという。
(ロイター) - 10月9日19時52分更新

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。北朝鮮の金正日(キムジョンイル)政権は、これで、国際社会の一致で、国連安保理(あんぽり)からの強い制裁決議が出てやがて早晩、崩壊するでしょう。 

ここから先は、副島隆彦の予測(預言と言ってもらっても構わない)です。これから事態は、どのように推移するか、分からないのですが、もうこうなったら、言論人、思想家としての予測でどこまで書けるか、です。私の予測が一年後に判定されて、はずれていたら、その時は、私への評価がさがるだけだ。

それで、「今日のぼやき」に書こうと思ったら、アルル君が新しい論文を載せていました。それで、私は、遠慮して、こちらの「重掲」の方に、仮に書いて載せておきます。後日、再び、内容を整理して、文章を整えて載せます。

私の今後の、北朝鮮情勢への予測(預言)を書きます。
おそらく、中国政府の決断で、国連の5大国(パーマネント・メンバーズ)の一致の賛成、承認を受けて、中国人民解放軍(PLA)が、北朝鮮に出動して、制圧して、金正日政権を崩壊させるのではないか。 

ロシアのプーチン大統領は、北の方の不凍港 warm water port が、もらえるなら、それで構わない、と胡錦涛(こきんとう)と話をつけて、北朝鮮処分に賛成に回る。
中国は、今の北朝鮮にもううんざりしている。
韓国は、三十八度線のDMZ(非武装ライン)を超えて、南下してこないならば、OKということになるだろう。
当然、アメリカ政府は、日本海の海の方から現在も北朝鮮をイージズ艦隊で封鎖しているが、中国政府の決断を見守る形で承認するだろう。

これらの動きの背景にいるのは、アメリカの財務長官のヘンリー・”ハンク”・ポールソンであろう。彼が、胡錦涛と根回しして、これ以上の北朝鮮の暴発を封じ込めて、極東(東アジア)に一定の安定をもたらすべく、動いている。

財務長官就任のつい最近までゴールドマン・サックスの会長だったポールソンの親分は、ジェイ・ロックフェラーである。私が、ずっと書いてきたとおり、中国も日本もジェイのものである。

それを、彼の叔父のデイヴィッド・ロックフェラー(91歳、なかなか死なない)が、邪魔して、直臣で子分のチェーニー副大統領を使って、北朝鮮の軍事部門のナンバー2の、趙明録(チョ・ミョンロク)国防委員会第一副委員長をあやつって、それで、こういう核実験や、核搭載可能ミサイル(テポドン2号)発射などをやらせて、ネオコン戦略で、東アジアを戦争直前の緊張下の置こうとする。

この事態に、ジェイ=ポールソンたちが、事態を沈静化させるために動いている。それで、ポールソンが胡錦涛を動かして、中国人民解放軍を北朝鮮に入れる、という案になる・・・・・のではないか。この副島隆彦の大胆な予測がはずれたら、まあ、そのときは事実を明示して、後に一年後ぐらいに訂正します。

ー以上引用ー

ここ2,3日情報収集をしていたら、北朝鮮関連だけで、10件近く記事が溜まってしまいました^_^;。取捨選択したところ、三つまで絞れた時点でゴーサイン。とにかく軍事関連は、表面的な文字通りの情報だけでは、真実が見えてきません。かく言う私も、おそらくはこれらの見方が正しいのだろうというレベルで、それほど自信があるわけでもありません。

 極東に関しては、終末における第二の火薬庫であり台湾、朝鮮半島、そしてわが祖国日本。それを支配すべく米中板ばさみの図式というところまでは正解かな?と思っています。そして繰り返しになりますが、ロシアの動き次第でアジアの覇権がアメリカに行くか?中国に行くか?が決まるでしょう。まあ、最終的には、アメリカが先に覇権を確立したとしても、いずれは中国に移って、アメリカはお役ゴメン、某寄生民族に骨の髄までしゃぶられ、ボロボロになって、歴史の舞台から退場するのでしょう。

 ラッパを持っている第六のみ使いにこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユーフラテ川のほとりにつながれている四人のみ使いを、解いてやれ」。

すると、そのとき、その日、その月、その年に備えておかれた四人のみ使いが、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。 黙示 9:14~16

ここの数字は文字通り解釈するならば、これだけの軍隊を派遣できるのは中国以外ありえないと小石牧師は著書で述べておられます。中国は終末において、復活したヨーロッパ帝国、エレーツ=イスラエルとともに、備えられた龍の国であると。なるほど、今現在の世界情勢から吟味しても現実味があると思われます。

 そのとき日本は、果たして独立を保てるのか?中国に併合されるのか?北もしくは中共から、そのときこそ本当に核が日本に落ちるのか?日本の国土に落ちない事を祈ります。主の憐れみと慈しみが日本の地にありますように。

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