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2006年10月17日 (火)

神の栄光をあらわす人たち~アーミッシュの少女

 先ごろあったアメリカでのアーミッシュの事件の記事です

A アーミッシュ学校襲撃犯の妻、住民の許しに感謝

2006.10.15
Web posted at:  18:00  JST
- CNN/AP

米ペンシルベニア州ランカスター──米東部ペンシルベニア州にあるキリスト教プロテスタントの一派アーミッシュの小学校を襲撃し、犯行後自殺した容疑者の妻マリー・ロバーツさんが、アーミッシュをはじめとする住民の「許しや愛、慈悲」に対し、書簡で感謝を表明した。関係者が14日明らかにした。

ロバーツさんは書簡の中で、「わたしたち家族は皆さんの愛で、強く求めていた癒しを得ることができた。皆さんの贈り物に、ことばで表せないほど感動した」と述べ、アーミッシュや地域社会の許しが拡大していったことに感謝すると語った。ロバーツさんはまた、事件で心が深く傷つき、アーミッシュに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだと心中を吐露したうえで、ともに希望を持ち神を信じて新たな生活を築いていくことを呼びかけた。

容疑者のチャールズ・カール・ロバーツ4世容疑者(32)は自殺前、9年前の娘の死を契機に神への反発を抱えていたことや、20年前に親族2人にわいせつ行為をした記憶にとらわれていたことを明らかにした。

事件現場の校舎は住民感情に配慮し、12日に取り壊された。また、事件の遺族やロバーツさん一家の支援を目的とする基金が設立された。

B.「私から撃って」と犠牲少女、全米で驚き

 米東部ペンシルベニア州にあるキリスト教プロテスタントの一派、アーミッシュ運営の学校に男(32)が乱入し、女子児童ら5人が射殺された事件で、死亡した13歳の少女が「私から撃って。ほかの子は解放して」と男に告げていたことが分かった。米メディアが6日報じた。救出された少女の妹も「次は私を撃って」と言ったという。徹底して暴力を否定するアーミッシュ独特の価値観に基づいた行動に、全米で驚きと感動の声が上がっている

 米メディアなどによると、事件ではペンシルベニア州ランカスター郡にあるアーミッシュが運営する学校に通う13歳、12歳、8歳の女子児童と7歳の女子児童2人の計5人が銃で撃たれ死亡した。死亡した中で最年長のマリアン・フィッシャーさん(13)は、容疑者の男が、教室内で多数の女児に銃口を向けた際「自分を先に撃ってください。ほかの子は解放してください」と男に告げたという。

 また、撃たれて肩などを負傷したマリアンさんの妹(11)も男に対し「(姉の)次は私を撃ってください」と伝えたという。また一部児童が男に「なぜこのようなことをしているのか」と聞くと、男は「神に対し腹を立てているからだ」と答えたという。これらの状況は、妹ら生存者の証言などから判明した。

 事件は2日午前起きた。地元に住む32歳のトラック運転手の男が自動小銃とショットガンを持ち、この学校に乱入。教師や男子児童らを追い出し、教室内で6~13歳の女児の足を縛り、次々と頭部などに発砲した。警官隊が突入した時、男はすでに自殺していた。「20年前に起きた出来事の報復だ」という遺書を残していたという。警察当局は動機について、女児らを監禁し性的暴行を加えることだったとみている。

 アーミッシュたちは事件後、容疑者の家族に対し、許しを与えたという。男の妻や3人の子供が多くのアーミッシュの人々に抱擁される場面があったほか、妻は、殺害された子どもの葬儀に招かれたという。

 アーミッシュは暴力を否定し、死後の世界への強い信仰を持つ。マリアンさんらの行動は、暴力をも包み込む彼らの宗教観に基づいたものとみられ、米メディアからはその「勇気」に驚きの声が上がっている。

2006年10月8日8時2分 日刊スポーツ ドット・コム 紙面から]

*今の私に必要以上のコメントを述べる資格はありません。

ただ犠牲になった少女達は身をもって、神の栄光をあらわしたのです。

この世のはかない命が人生のすべてではない、決して絶望を抱いてこの世を去ったのではないということは確かでしょう。

今の私には、これと同等の勇気があると断言する自信は全くありません・・・

まさしく現代における、か弱い少女の姿をしたキリストの強き兵士、使徒であったのだと思います。

ほかの者は、更にまさったいのちによみがえるために、拷問の苦しみに甘んじ、放免されることを願わなかった。なおほかの者たちは、あざけられ、むち打たれ、しばり上げられ、投獄されるほどのめに会った。あるいは、石で打たれ、さいなまれ、のこぎりで引かれ、つるぎで切り殺され、羊の皮や、やぎの皮を着て歩きまわり、無一物になり、悩まされ、苦しめられ、(この世は彼らの住む所ではなかった)、荒野と山の中と岩の穴と土の穴とを、さまよい続けた。さて、これらの人々はみな、信仰によってあかしされたが、約束のものは受けなかった。神はわたしたちのために、さらに良いものをあらかじめ備えて下さっているので、わたしたちをほかにしては彼らが全うされることはない。

ヘブル113540

これらの人はみな、信仰を抱いて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして、地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした。

ヘブル1113

少女達は今ごろパラダイスで主の愛に満たされて現世の呪縛から解き放たれ、平安の中にいるのでしょう、AMEN

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コメント

わたしは以前牧師から、「使徒は生きている時ではなく、死ぬ時に神の栄光を輝かせる」と学びました。実際、今の世の中、そうなのかなと思いましたが、今回の事件を聞き、真実であると確信しました。

神の御心は計り知れないものですね。

ザアカイさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

自分のブログでこちらの記事紹介させていただきました。
いつも至らない思考の吐露なのですが、ご了解くださるようお願いいたします。

それではまた、報告までです。

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